fbpx

DJあおいの人気コラム「だからあなたは結婚できない」から、テーマごとにお悩み解決法をご紹介~「不倫は悪?」編~

DOKUJOでは、人気コラムニストDJあおいさんによる「だからあなたは結婚できない」を好評連載中です。

今回は特に反響の高かった不倫に関する相談と、DJあおいさんの回答をピックアップしてお届けします!

奥さんと別居中の彼と不倫を続けている相談者は、DJあおいさんに対し、「不倫は悪ですか?」と問いかけます。

果たしてDJあおいさんはどのような回答を出すのでしょうか?

悩める人生の道しるべとして、ぜひ参考にしてください。

ご相談:奥さんと別居中の彼を支えてあげたい。それでも不倫はいけませんか?

彼は既婚者ですが仕事の都合で10年間別居しており、とてもさみしい人です。

年に二度ほどしか奥さんには会いません。

子どもはおらず、レスも10年間続いているそうです。

彼を支えてあげたいのです。​

それでも不倫は悪ですか。

年齢:26歳

相談者ペンネーム:そら

DJあおいの回答:不倫は不法行為であり、そういう意味で『悪』

別居中であろうと、レスであろうと、そこにどんな正当な理由があっても、それが不倫をしてもいいという理由にはなりません。

不倫は愛だ恋だの問題ではなく、民事責任の問題ですからね。

婚姻関係にある以上第三者と肉体関係をもってはいけないという貞操義務もありますし、問題のある関係ならばきちんと終わりにする義務もあります。

その責任を背負って結婚をしたわけですから、その責任を果たすのが義務なんですよ。

不倫は不法行為であり、そういう意味で 『悪』 なんです。

不倫は「共同不法行為」にあたる

仕事の都合で奥さんと別居中、レスという問題を抱えている彼を支えている…

それでも不倫は悪なのか?と悩む相談者に対し、厳しい意見をぶつけたDJあおいさん。

不倫は不法行為であり、そういう意味で「悪」という結論を出しました。

DJあおいさんが指摘するように、不倫は「共同不法行為」という罪に当たると民法709条・710条に定められています。

なぜ「共同」かというと、不倫した配偶者のみならず、不倫の相手となった方も共同で責任を負わなければならないから。

れっきとした不法行為ということを考えると「悪」であるというのも納得できます。

不倫によって高額な慰謝料や代償を払う可能性も

不法行為として不倫により請求されるのが慰謝料。

およそ50万円~400万円の範囲内で定められており、決して安い金額ではありません。

特に不倫が発覚して離婚に至った場合は慰謝料が高額になります。

相手の家庭を壊し、人を傷つけ、さらに罰として高額な慰謝料まで請求される。

甘い言葉にうっかり流されてしまった代償はあまりにも大きなもの。

「不倫は悪か否か」と聞かれたら、DJあおいさんを含め、多くの人が「悪」と答えるのも無理ないことかもしれません。

不倫をするのは大切に思っていないから

誠実な気持ちはめんどくさいほど順序にこだわります。

彼があなたのことを本当に大切に思っているのなら、まずは婚姻関係を解消するはず。

あなたも彼のことを本当に大切に思っているのなら、容易く不倫という関係にならないはず。

お互いがお互いを不倫相手にしたのは、お互いがお互いのことを大切に思っていないから。

その関係はただ衝動的な欲求に翻弄された成れの果ての関係。

彼はあなたを愛してはいないし、あなたも彼を愛してはいません。

不倫とはその程度の無責任な関係です。

不倫は相手にリスクを負わせる行為

さらに、DJあおいさんは、「不倫相手にしたのは、お互いがお互いのことを大切に思っていないから」とバッサリ切ります。

不倫関係は、法的にも認められて親族間の繋がりも発生する婚姻関係と違い、なんとも無責任でぼんやりとした関係です。

ましてや訴えられた場合は高額な賠償金を請求されるわけです。

さらに、会社に不倫がばれ、職場に居づらくなったり、事実上の左遷となったケースも。

不倫に対する世間の目は厳しく、家族や友人を失う可能性も出てきます。

本当に大切な人をひどいめに合わせたいと思う人はいませんよね。

そう考えるとDJあおいさんが指摘する通り、お互いに心から大切に思っていれば、決してできない行為ではないでしょうか。

別居状態・レスが続いているなら離婚も十分可能なはず

DJあおいさんの「本当に大切に思っているのなら、まずは婚姻関係を解消するはず」と指摘する通り、なぜ相手は結婚を解消してでも相談者と一緒にならないのでしょうか。

相談者の不倫相手のようにほとんど別居状態、奥さんが拒否をして長年レスということが事実であれば、離婚も十分成立する可能性が高いです。

子供がいないという点からも親権を争う必要がない分、離婚へのハードルは比較的低いはず。

それでも奥さんとの婚姻関係を解消せず、相談者と不倫を続けているのは不自然に感じますよね。

「誠実なら面倒でも順序にこだわる」という認識を!

DJあおいさんの「誠実な気持ちはめんどくさいほど順序にこだわる」という言葉。

思わずドキッとした方も多いのではないのでしょうか?

これは不倫だけではなく、浮気やセフレ関係など、男女問題に通ずる真理でもありますよね。

本当に彼が相談者を想っているなら、妻に謝罪をし、離婚してから相談者と交際するという手順を踏んでも良いわけです。

それでも不倫という形をとろうとする事情の背景には、彼の嘘や責任逃れをしたいという気持ちが隠れているのかもしれません。

恋している状態だと、ついつい相手の不自然な部分や違和感に目を背けがち。

大人の女性だからこそ、相手の誠実さを見極める目を持ちたいですね。

自分の責任も果たせない男は腰抜け

伊達や酔狂で結婚をしたわけじゃあるまいし、

それなりの覚悟があって結婚をしたのなら、最後まで責任を全うするのが男ってもんじゃないですか?

自分の責任も果たせない男の、一体何を信じるというのでしょう?

あなたの惚れている男は腰抜けですよ。

DJあおいさんによる愛のムチ炸裂!

「あなたの惚れている男は腰抜け」。

自分の愛する男性に対してこんな言葉を放たれたら、とてもショッキングですよね。

でも、周りの友人は意外と気を遣ってなかなかズバッと言ってくれないもの。

相談者自身も本当に不倫を貫くつもりであれば、DJあおいさんにあえて相談することは決してなかったように感じます。

心の底では後ろめたい気持ちがあり、ズバッとDJあおいさんのように「不倫はダメ!」と愛のムチをくれる相手が欲しかったのかもしれませんね。

自分の恋愛を客観的に見つめることも大切

「自分の責任も果たせない男の、一体何を信じるというのでしょう?」という厳しい言葉に、ハッとする方も多いのではないでしょうか。

1人の人を誠実に愛することができない男性を信じるのはおかしな話ですよね。

自分を主体に考えるのではなく、大切な友人や家族が不倫相手の言葉を信じて待ち続けていたらどうでしょうか?

「そんな男信じちゃダメ!」と思わず止めたくなるのが普通です。

不倫から抜け出せないという方は、一度客観的に自分の恋愛を見つめ直してみましょう。

不倫の成れの果ては、自分が不倫される側に

不倫の成れの果てともいえる不倫略奪婚。

ありがちなのが、今度は自分が不倫される側になるケースです。

1度あることは2度あるもの。

特に、浮気癖や不倫癖というものはそう簡単に治るものではありません。

DJあおいさんの言う「自分の責任を果たせない男」が、不倫を繰り返す可能性は大です。

それでも彼と関係を続けたいのか、一度立ち止まって考える時間も必要ではないでしょうか。

既婚者の彼が言っていることは嘘かもしれない

そもそも不倫をする男というのはよく嘘をつきます。

奥様にも不倫相手にも都合のいい嘘をつき、矛盾する双方の関係を保とうと嘘で働きかけるんです。

不倫相手には家庭不和だという嘘をつき、女に期待を持たせる男はたくさんいますが、そのほとんどは奥様と上手くいっていたりするので、

もしかしたらあなたは彼にとってただの都合のいい女なのかもしれません。

彼の言葉は真実なのかよく考えよう

DJあおいさんが指摘するように、既婚者の不倫相手にありがちなのが、実は全部話していたことが嘘だったというパターン。

レスだったはずなのに実は奥さんが妊娠中だったり、こっそり彼の家庭を覗いたら仲良く暮らしていたり。

今回のケースも相談者を引き留めたいがために、彼が嘘に嘘を重ねて続けている可能性も十分あります。

実際に相談者の言葉は「子どもはおらず、レスも10年間続いているそうです」とあくまでも彼目線の言葉で、実際に事実をきちんと確認しわけではないですよね。

DJあおいさんが述べている「都合の良い嘘」をつかれていないかよくよく思い返してみましょう。

既婚者にとって不倫相手は「都合の良い女性」?

DJあおいさんは「もしかしたらあなたは彼にとってただの都合のいい女なのかもしれません。」と厳しい言葉を投げかけました。

「彼はそんな人じゃない!」と思わず言いたくもなりますが、冷静に客観的に見てみましょう。

既婚者にとって不倫相手とは、好きな時に会うことができ、結婚という「重い責任」を取らなくても良い存在でもあります。

DJあおいさんが先に述べたように、法的な婚姻関係には多くの責任がつきまといます。

それをしなくても良いとなると、「都合の良い女性」と指摘されてしまうのも無理はないように感じませんか。

不倫相手にされているという時点で、どこまでも彼の都合で振り回されているということを忘れてはいけません。

彼の本音を聞くには、妻も含めて話し合いをすること

その男の本音を聞きたいのなら方法はただひとつ、彼と彼の奥様とあなたの3人で話をすることです。

その3人の席では彼はもう嘘はつけませんので、彼の本心が聞けるはず。

彼のことを本当に信じていて、彼のことを本当に支えたいと思っているのなら、それくらいのことは出来ると思いますけどね。

ビビって出来ない程度の気持ちなら、今すぐ終わりにした方がお利口だと思いますよ。

全てを捨てて、不倫を貫く意思が本当にある?

DJあおいさんは事実を知るためにも、相談者に妻と3人で話すことを薦めています。

確かに妻の前であれば、決して嘘をつくことができませんよね。

ただ話すことにより不倫がばれ、相手から訴えられたら裁判になります。

また、彼が離婚を恐れて相談者との別れ話を持ち出され、妻とはちゃっかり元サヤという場合も十分あります。

どこまでもリスクが伴う不倫関係をそれでも続けるかどうかが分かれ道と言えるでしょう。

恐れるくらいなら不倫はやめた方が賢明!

「ビビって出来ない程度の気持ちなら、今すぐ終わりにした方がお利口」というDJあいおいさん。

「ビビッて出来ない程度」とは、相談者の方が持つ「甘さ」に対して出てきた言葉ではないでしょうか。

相談者の言葉を振り返ると、「好き」という感情より、「かわいそうな人」など同情心が勝っているように感じます。

ボランティア精神は素晴らしいことですが、人を傷つける行為をしているということを忘れてはいけません。

不倫で消耗するより、素敵な独身男性探しをしよう

不倫関係の場合、彼の言葉を信じ、「もしかしたらそのうち別れて結婚できるかも?」と淡い期待を抱きがち。

自分が不倫におぼれているとき、周りは独身の誠実な男性をゲットしているかもしれません。

よく不倫をされている方が口にしがちなのが、「不倫をしない男はいない」というワード。

ですが、それは誠実な男性とまだ出会っていないだけで、不倫をしない男性はちゃんと世の中にいます。

不倫に費やす時間を、独身の誠実な男性探しに充てた方が、幸せにつながるのではないでしょうか。

DJあおいの結論「不倫は悪!やめた方が利口である」

今回は不倫に関するご相談とDJあおいさんの意見をお届けしました。

不倫に対しては様々な議論が持ち上がっていますが、決して許される行為ではありません。

もし既婚者に不倫を持ちかけられても、きっぱりと断る勇気を持つことが大切です。

不倫から抜け出せない、付き合ってみたら実は既婚者だったなど、不倫に関するお悩みは身近にあふれています。

少しでも罪悪感や恐れる気持ち、不安な気持ちがあれば、彼との関係性を見つめなおすタイミングかもしれません。

連絡の頻度を減らす、会う頻度を減らすなど、少しずつでも良いので彼から離れることを検討しましょう。

一歩引いて、冷静に見つめなおす時間を持つことで、新しい視点が生まれるはずです。

「不倫は悪!やめた方が利口である」というDJあおい節を胸に、新たな一歩を踏み出してはいかがでしょうか。

このご相談のコラムはこちら

月島あおい
月島あおい

特技はピアノ、趣味は読書とインテリア。色々な温泉街の美容グッズコレクター。さまざまな視点から執筆活動を続ける。

>> article
この記事を読んだ人におすすめ