アドラー心理学に学ぶ、「幸せな結婚」を引き寄せる3つの習慣

今の自分を変えたい……。結婚したいけど相手もいないし、出会いもない……。今の自分に満足できない！どうしてこうなってしまったのだろう。

そんな気持ちを持っている方にアドラーの心理学から「新しい自分」に生まれ変わり、結婚を引き寄せる方法を紹介します。

そもそもアドラーの心理学って何？

アドラーの心理学とは、オーストリア出身の精神科医、アルフッレド・アドラーが20世紀初めに提唱した心理学です。

アドラーの心理学は、心理学の世界で3大心理学の一つに数えられ、「自己肯定感と変化」が重要なキーワードとなっています。今話題のドラマ『嫌われる勇気』などもアドラーの心理学が元となっています。

過去のトラウマとお別れをする

アドラーの心理学では、「過去のトラウマは存在しない」というスタンスをとっています。「過去の自分」は変われない、変われるのは「今の自分」だ、という考え方です。

「過去」は自分が選択してきた積み重ねであることを理解し、これから変えることの出来る「未来」へ目を向けるのです。

今「結婚していない」事実は、自分の選択の積み重ねであることをまず理解しましょう。

決して、「結婚できなかった」のではありません。「結婚しなかった」のです。それを理解した上で、これからの未来の自分に目を向けるのです。未来は、あなたの選択次第でいくらでも変えることができます。

勇気を持つ

「勇気」とは、アドラーの心理学上では、「自分が価値のある人間だと理解し、自分への信頼を高めること」です。

自分を価値のある人間と認めることは、簡単なようで勇気のいることです。結婚したいという希望はあるのに行動が伴っていない人は、自分のことを信じきれていないことがあります。

まずは、その悪循環から断ち切ってみてください。「あなたは愛されるべき女性であり、愛することができる女性である」ことを理解してください。

やりたいことを声に出す

どんな小さな事でも大丈夫。寝る前にやりたいことを挙げてみてください。

「結婚したい！幸せになりたい！痩せたい！」なんでも大丈夫です。それらを口に出してみてください。

はじめのうちは、やりたいことが少なすぎてびっくりしてしまうこともあります。しかしこの作業を繰り返すことで、自分の意思や、目標がはっきりしてきます。

夜寝る前には、「やりたいこと」と「明日すること」を1つ決めてみてください。簡単なことで大丈夫です。

例えば、明日は友だちに自分の結婚願望を伝えてみる、とか、結婚のために500円玉貯金しよう！など……小さなことでOKです。翌日朝、起きたら「今日すること」を思い出して、行動します。

一日を終えるときは、寝る前に「ちゃんとできた自分」を褒めます。「今日も自分は頑張った！えらいぞ！」こんな感じで大丈夫です。

大切なのは心を込めて自分を褒めることです。これを毎日行ってください。この繰り返しが自分を少しずつ変えていくのです。

もしかしたら、結婚願望があると聞いた友だちが、素敵な彼を紹介してくれるかもしれません。500円玉貯金は素敵な彼と出会った時、デート用のワンピースを買う資金になるかもしれません。痩せたあなたを素敵だと思う男性が現れるかもしれませんよね？

人生はハンドルを切る方向がたった1度変わるだけでも、最終の到達点ははるかに違うのです。

自身の過去と向き合い、自身の選択を認め、勇気を持って何をしたいか考え、それに向かって小さな行動をする。この繰り返しがあなたの未来を少しずつ変化させ、結婚へ近づけます。

結婚したい！自分を変えたい！そんな思いを持つ人は1度試してみてくださいね。もっと詳しく知りたい方はアドラーの心理学について、たくさんの著書が出ていますので参考にしてみてください。