いつもの定番に意外な味覚も？名物が味わえる大阪のグルメスポット

大阪の名物といえばたこ焼きにお好み焼き、串カツ。とにかくソースの味と香り！と思ってはいませんか？

あながち間違ってはいませんが、それだけではない奥深い食文化が広がっています。

大阪を訪れたからにはぜひ押さえてほしい名物と、それを味わえるグルメスポットをご紹介いたします。ディナーにも、街歩きの際のひと休みにもおすすめ。意外な味覚に出会えるかもしれません。

Contents

１．元祖の味はソース要らず「会津屋のたこ焼き」
２．目の前の鉄板でダイナミックに「きじのお好み焼き」
３．うどんを囲んでお鍋？「美々卯のうどんすき」
４．フグが大阪人の活力！「づぼらやのてっちり」
５．辛～いカレーが卵でまろやか「インデアンカレー」
６．こだわりソースは二度づけ禁止「だるまの串カツ」
今も天下の台所！大阪で元気をチャージ
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１．元祖の味はソース要らず「会津屋のたこ焼き」

大阪のたこ焼きの元祖といわれるのが会津屋。注文して出てくるのはつるんとした何もかかっていない丸いたこ焼き。

「あれ、ソースは？」と思われるかもしれませんが、元祖のたこ焼きにはソースがかかっていなかったそう。

漫画「美味しんぼ」にも紹介されたこのたこ焼きには、生地に香り高いおだしが入っており、そのままでも美味しく上品な味わいです。

一般的なたこ焼きよりも小さめでつまめるサイズ。手も汚れず、おやつやお酒のおつまみにも愛されています。

店名	会津屋　本店
住所	大阪市西成区玉出西2-3-1
公式HP	http://www.aiduya.com/

２．目の前の鉄板でダイナミックに「きじのお好み焼き」

大阪の名物といえばお好み焼き。言わずと知れた存在感で、広島ともお好み焼きの人気を競うほどですね。

ボリュームも控えめで、女子にはちょうどいいかもしれません。がっつり食べたい地元民は、ごはんと味噌汁をセットで、お好み焼きをおかずとして食べますが！

大阪のディープ感を味わいたいなら、阪急梅田駅を降りてすぐのところにある「新梅田食堂街」へ。

各種大阪の味覚がここにひしめいています。食堂街にある「きじ」はお好み焼き屋の老舗。目の前の鉄板でジュージューとダイナミックに焼いてくれます。

豚玉は肉の量が多めでちょっとボリューミー。おしゃれに味わいたいならエビポテトがおすすめです。生地の中に入れられたじゃがいもがホクホクしていて、ソースとも味わいがマッチ。素朴だけれどなかなか出会えない味ですよ。

店名	きじ　本店
住所	大阪市北区角田町9-20 新梅田食道街 1階

３．うどんを囲んでお鍋？「美々卯のうどんすき」

大阪ではそば派よりうどん派のほうが多いです。海をはさんで隣の香川県から讃岐うどんが流れ込み、コシのある麺のうどんも最近は増えてきましたが、大阪人は柔らかい麺のうどんが好みです。

そんなうどんを、お鍋やすき焼きのように囲んで食べられるのが美々卯（みみう）。

うどんすきという料理もあちこちで聞かれるようになりましたが、このお店が発祥。新鮮なエビや野菜とともに、お鍋をつつく感覚であっさりとしたうどんを楽しめます。

店名	美々卯　本店
住所	大阪市中央区平野町4-6-18
公式HP	http://www.mimiu.co.jp/

４．フグが大阪人の活力！「づぼらやのてっちり」

づぼらやは、大きなフグ型のちょうちんが目印のお店。

これぞ大阪！という風景として有名ですね。フグには毒があると恐れられる反面、活力が湧く食べ物として大阪人から愛されてきました。ぜひ名店で舌鼓を打ちながら、旅行のスタミナも補給を。

「てっちり」とはフグのお鍋のこと。フグがは白身魚の中でも特にあっさりしていて、ポン酢がよく合います。ちなみに「てっさ」はフグのお刺身のことで、薄く切ってありますが心地よい歯ごたえがあります。

店名	づぼらや　新世界本店
住所	大阪市浪速区恵美須東2-5-5
公式HP	http://www.zuboraya.co.jp/

５．辛～いカレーが卵でまろやか「インデアンカレー」

大阪はカレー文化が花開いており、街を歩けばエスニック系も含めあらゆるカレーのお店がたくさん。

急いでいてもササッと食べられ、しかも安定した美味しさが人気の秘訣。中でも大阪を代表するのがインデアンカレーです。

口に入れた瞬間は甘めなのに、じわっと広がる辛さ！そのままでは耐えられない人も多いかもしれません。生卵を落として混ぜ、まろやかな味わいにして食べるのが地元流。辛さとのハーモニーが楽しめ、あっという間にたいらげられます。

店名	インデアンカレー　淀屋橋店
住所	大阪市中央区今橋４丁目１−１淀屋橋 ODONA地下1階
公式HP	http://www.indiancurry.jp/

６．こだわりソースは二度づけ禁止「だるまの串カツ」

串カツはお酒のおつまみにぴったり。とはいっても居酒屋では、女子一人では入りにくいですよね。道頓堀にある串カツの「だるま」は観光スポットとしても人気で、一人あるいは女子旅のグループで串カツを味わうのにおすすめ。

お肉に野菜、素材の味を引き立てるのが、バットに入れられたソース。

二度づけはNGですが、一度くぐらせるだけでもソースがなじみ、食欲をそそる味わいに。ビールも進みますし、飲めない方が純粋にお食事を楽しむのもOKです。

店名	串かつだるま　道頓堀店
住所	大阪市中央区道頓堀1-6-4
公式HP	http://www.kushikatu-daruma.com/

今も天下の台所！大阪で元気をチャージ

大阪の代表的な名物グルメをご紹介いたしました。

粉もんやソースも大阪らしさですが、意外にあっさりした食材も「おだしが引き立つ」と喜ばれるのが大阪の食文化です。

関西の中心となる都市で、今も天下の台所として選りすぐりの食材が集まるのも、大阪グルメを支える要素に。味にうるさい人も多く、「うまいもん」しかありません。

今も人と人との距離が近い、庶民的なお店も名店として賑わっています。食べ物だけでなく人情味あふれる雰囲気もまた大阪の味わいです。