錦戸亮主演の月9ドラマ『トレース～科捜研の男～』に微妙な反応

今月29日フジテレビの公式サイトで、来年1月7日からスタートする新月9ドラマ『トレース～科捜研の男～』の情報が公開された。

公式サイトによるとドラマ『トレース～科捜研の男～』は、原作者が”元・科捜研”の古賀慶氏とのことで「実際に起きた事件や経験をベースにリアリティーたっぷりに描く本格科捜研サスペンス」と紹介されている。

警視庁科学捜査研究所の法医研究員役で主演を務めるのは関ジャニ∞の錦戸亮（33）で、そのほか月9に連続登場となる女優の新木優子（24）、月9初出演の”サスペンスの帝王”船越英一郎（58）が出演するとのこと。

そして、同サイトには「大丈夫なんですか？科捜研といえば『科捜研の女』（テレビ朝日系）が出てきますし、イメージ強いんで。対抗したいというわけではありませんし、あそこまで長く続く番組ということは魅力があるでしょうし、負けないような魅力のある番組になればいいと思っています」と語る錦戸のインタビューも掲載されている。

来年1月放送スタートの月9ドラマ『トレース～科捜研の男～』について、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

テレビ朝日の『科捜研の女』シリーズとの関係が気になる？

Yahoo！ニュースのコメント欄には、このような声が寄せられている。

「さすがに中身は違うと思うが、パクりすぎじゃない？」

「コラボすることが決まってて、放送局を跨いで何らかの繋がりがあるのなら問題ないし面白い。そういう関係が全く無いただのパクりなら、出演者の経歴に”パクりドラマに出演した”と余計な傷を付けるだけで何ひとつ面白くない。何年も前からだが、フジテレビが考える”これって面白いでしょ？”の感覚はどこかズレてる」

「テレ朝が長年掛かって培ったブランドに安易に乗っかかんなよ」

「タイトルは再考した方がいいかと……フジテレビも開き直りましたね」

新月9ドラマのタイトルから、やはりテレビ朝日系で長年に渡って放送されていた女優の沢口靖子（53）主演の『科捜研の女』シリーズを連想した人が多く、微妙なコメントを寄せている。

取り上げるテーマには限界があり、同じテーマでドラマが制作されることは仕方がないことでもあるが、タイトルがあまりにも酷似していることから「パクりすぎ」や「開き直っている」などという厳しい言葉が目立つ。

タイトルについては、主演の錦戸の「大丈夫なんですか？」というコメントが公式サイトに掲載されていることを考えると、意図的に似せたという可能性も考えられる。

敢えてタイトルを似せたことで『科捜研の女』シリーズと局を超えたコラボレーションがあるのではないか？と予想している人がいるが、果たしてどうなるのか気になるところである。

またジャニーズ……主演は錦戸じゃない方が良かった？

新月9ドラマのタイトルと同時に発表されたキャストについて、主演を務める錦戸にはこのようなコメントが寄せられている。

「アイドルより、もう少し渋みの有る俳優の方が良いと思うけどな」

「またジャニーズか！俳優さんを お願いします」

「ジャニーズってさぁ、べつに起用するのはいいんだけど、無理があるんだよね。どういう立ち位置か分からないけど、責任者としては若すぎたり、年齢がそこそこいってるのに新入社員みたいな演技したりね」

「錦戸は悪くないけど、少し違うな。むしろ隣の船越が主演した方がいいよ」

「悪いけどジャニタレじゃ見る気しない……こういったドラマは経験が大きく関係すると思うけど、若過ぎてストーリー性がなくなるような気がする。もう少し人生経験を重ねた歳格好の俳優さんはいないの」

錦戸がジャニーズ事務所に所属するアイドルということで「またジャニーズか」という感想が並んでいる。

”アイドル”というだけで軽視する人もいるが、実力が伴っていないのに抜擢されることや年齢設定に無理があるケースが多いことがネックになっているようだ。

そして、今回のドラマのテーマ的にも年齢と経験を重ねた実力派の俳優を起用した方が相応しいのではないか？という意見が多い。

来年1月にスタートする新月9ドラマは、酷似したタイトルの人気ドラマとは異なった魅力を発揮するのはもちろん、主演の錦戸が前評判を覆すほどの存在感のある演技を見せる必要がありそうだ。

鳥井ハニ（とりいはに）

フリーライター／「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。