大炎上を思い出す?ドラマ『炎上弁護人』真木よう子の主演が話題に
今月4日にNHKの公式サイトで、12月15日放送予定の土曜ドラマスペシャル『炎上弁護人』の制作開始と同時に、女優の真木よう子(35)が主演を務めることが発表された。
同ドラマは、アウトローな弁護士と依頼人の”炎上主婦”の女性2人が、弁護士と依頼人という立場を越えて固い絆で結ばれていく様子を描いたヒューマンドラマ。
公式サイトには、弁護士役で主演を務める真木の「これでいいのか?と、思っていらっしゃる方々の気持ちがスカっとするようなドラマです。是非、多くの方々に御覧になって頂きたいと思っております」というコメントも掲載されている。
真木の他には、ネットで炎上してしまった主婦を仲里依紗(28)が演じ、EXILEの岩田剛典(29)、片桐はいり(55)、小柳ルミ子(66)、宇崎竜童(72)らが出演することも発表されている。
ドラマ『炎上弁護人』の制作開始とキャストが発表されたことについて、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
”ネットの炎上”がテーマのドラマは気になる?
Yahoo!ニュースのコメント欄には、制作が発表されたドラマに期待する声が寄せられている。
「炎上と戦う術なんてあるのかな?脅迫めいたものを、お金と時間をかけて訴追することぐらいなような。一切触れないのが良策で、SNSをしないのが最善かな」
「面白そうだ。でも、炎上を弁護士さんがどう扱うのかな?」
「炎上の対処法とかを教えてくれるドラマになるといいな」
「他人を中傷し、傷付ける様なSNSにはうんざりです。このドラマを通じてSNSに対する疑問を投げかけて欲しい。ネット社会の恐ろしさと被害者の苦しみをドラマで広めて下さい」
近年、芸能人のSNSが炎上状態になるとニュースとして取り上げられることも増えており、それに加えて一般のSNSユーザーの何気ないつぶやきが、炎上に至るケースも少なくない。
もはや”ネットの炎上”は誰にでも起こり得るために関心が集まったようだ。
また、ネットを使用する際に気を付けるべきことや炎上してしまった際の対処法を学べるような内容になってほしいと期待している人も多いようだ。
真木よう子が主演……去年の大炎上を思い出す?
真木は去年8月に、クラウドファンディング方式でフォトマガジンを制作して「コミックマーケット93(コミケ)」で販売することを発表したが、”コミケの流儀に反している”という意見が殺到してコミケ参加を断念。
フォトマガジンの制作そのものも中止となって「このような事態になることが想定できなかった」という謝罪文を出した後に、Twitterのアカウントを削除している。
真木が同ドラマの主演を務めることで、この去年の騒動を思い出したという人がかなり多い。
「まだ記憶にも残ってる人が結構いると思うけど、よく引き受けたね」
「ご自身が炎上してたので、経験が活きるのでしょうか?」
「炎上から謝罪まで経験してますからね。実体験を元に演技に活かせるでしょう」
「ドラマ内でことある毎にあの騒動がオーバーラップして視聴者は話に入っていけないかもしれない。彼女を応援してる身としては逆にこういうネタからは離れてて欲しかったなぁ」
炎上後の真木は、今年1月にこれまで所属していた芸能事務所を離れてから芸能活動が休止状態になっていた。
その真木が”ネットの炎上”をテーマにしたドラマで主演するとなれば、関連付けたようなコメントが集まるのも当然だろう。
ドラマの内容はもちろん、大炎上を経験した真木がどのような演技を見せるのか、放送後の視聴者の感想に注目したい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。