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川村エミコの滝沢カレンへの涙に賛否両論「情緒不安定すぎる」

川村エミコ
出典:川村エミコ(@kawamura_emiko)(Twitter)

お笑いコンビ・たんぽぽの川村エミコ(38)のある発言が話題になっている。
女性芸人によく見られる、いわゆる”ブス芸”。
容姿や体型などを自虐し笑いを取ったりするほか、バラエティ番組でも男性芸人などから他の美人タレントや女優などと比較され笑われるというのはもはやバラエティの鉄則ともなっている。
しかし、そういった風潮を不快に思っている 視聴者も一定数おり、是非が問われるような事態になっているが、今回はいったい何があったのだろうか。

泣き出した川村に疑問の声が殺到「エンターテインメントやってるんじゃないの?」

事の発端となったのは、今月27日に放送されたバラエティ番組『笑神様は突然に…』(日本テレビ系)。
番組の中で川村は”和の心を学ぶ”というテーマのロケに参加。
滝沢カレン(26)のほか、長嶋一茂(52)、お笑いコンビ・三四郎の小宮浩信(35)、平成ノブシコブシの吉村崇(38)らと共演した。
その中で、侍の心得として真剣の抜刀術にも挑戦。
滝沢や吉村が巻き藁切りを成功させた中、川村も一見切ることに成功したかのように見えたのだが、先生からは「刀の重みで引きちぎっただけ」と厳しく指摘され、小宮からも「なんで引きちぎるの!?」とツッコまれていた。
さらにその後は極真空手にも挑戦。
基礎を習った後、スパーリング形式の稽古を受けることになったのだが、川村はあまりの恐ろしさに「怖い」などと叫びながら今にも逃げ出しそうな様子を見せていた。
そんな川村に一茂らは「もっと行け」「手を出せ」という厳しい声を飛ばしていたのだが、その後なんとか稽古を終えた川村は「二度とやりたくない」とボソリ。
ロケの中でいじられキャラが確立されていたのは明らかだった。
そして、続いて滝沢が挑戦した際、一茂らは川村への態度とは一変して「カレンちゃん良いよ」「素晴らしい」と応援。
自分とのあまりの違いに川村は「私も可愛く生まれたかったな」と呟いた上、涙を流して「みんな態度が全然違う」と抗議。
川村はさらに「(滝沢には)みんな優しくウダウダ(攻撃を)受けたり、(滝沢も)ちょっとやってる風なのやったりして、なにが和の心だよ」と怒りをあらわにしていた。
この放送に対し、ガールズちゃんねるには次のような声が集まっていた。

「この人、情緒が不安定すぎる。芸人ならおいしいのでは?」
「お笑い芸人なら笑いに変えなきゃ周りも困ると思うけど…」
「気持ちは分かるが表に出して泣いて良いことではないね」
「こういう流れで番組を作っているんじゃないの?女性芸人ってこういう扱いされがちだけれど、仕事だからと割り切ってやってるんじゃない?泣かれると笑えなくなって困る」
「じゃあ女芸人はブス芸やめなよ。これが笑いなのかって思ってたけど泣かれたりしたら複雑すぎるわ。エンターテイメントやってるんじゃないの?」


芸人は笑いを取ってこそ仕事をしたといえる。
そもそも自ら「ブス」と自虐し、笑いを取ろうとする芸風に疑問を呈す声もあった。


同情の声も多数「つらさが限界超えちゃったんだと思う」

しかし、番組内では明らかに滝沢カレンが”できるキャラ”になっており、川村をその反対の”できないキャラ”にもっていこうとしていた演出があったのは事実。
女芸人だからこそ、周りの反応も違く、いじられキャラとして扱っていいという認識が共演者の中にあったのは明らかだった。
女芸人への”イジリ”はたびたび”いじめ”と大差ないと言われることもあり、今回の演出に疑問を抱いたという声や、川村への同情も多々集まっていた。

 

「分かるよ。会社でも美人の同僚が入れたお茶をみんなありがたがってるもん」
「仕事とかテレビの演出上仕方ないとしても、見た目で扱い変えられたらやっぱり傷つくよね」
「耐え続けてるとある時糸が切れたように感情が溢れるよね。笑いに変えろとか言うけど、いつもちゃんとやってるよね。辛さが限界超えちゃったんだと思う」


視聴していて楽しいはずのバラエティ番組のはずだが、視聴者を不快な気分にさせたり複雑な想いを抱かせたりしては、決して番組が成功したとは言えないはず。
女性芸人への扱い方を見直すべきタイミングに来ているのかもしれない。


福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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