ケンコバ、淫行報道の日村を気遣うも”かばう理由”に憶測広がる
今月23日、お笑いタレントのケンドーコバヤシ(46)が淫行疑惑を報じられたバナナマンの日村勇紀(46)に言及したことが話題になっている。
この日ケンドーコバヤシが出席したのは、自身が”登録推進大使”を務める外務省の海外安全情報配信サービス「たびレジ」のイベント。
詳細を伝える『サンケイスポーツ』の記事によると、都内で開かれたこのイベントの場でケンドーコバヤシは、親交のある日村に言及したそうだ。
ケンドーコバヤシは、淫行疑惑報道が出る前に日村から「記事が出る」という連絡を受けていたと明かして、その際の日村の様子を「元気がなかった、かわいそう」とコメントしたそう。
また、「立場が変わろうと友達なのは変わらない」と、日村を気遣う発言もしていたそうだ。
日村の淫行疑惑が報じられたのは、今月21日発売の『FRIDAY』(講談社)。
記事には、愛知県在住の32歳の女性が16歳だった当時に日村に飲酒をすすめられたことや身体の関係を持ったこと。また、その際に避妊をしてもらえなかったことなどを語るインタビューが掲載されていた。
ケンドーコバヤシが日村を思いやるように語ったことについて、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
例え16年も前のことでも「かわいそうに」はおかしい?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「かわいそうに……っておかしくない?」
「元気いっぱいだったら怖い」
「かわいそうは言わないほうがいいかな」
「今さら出すのも卑怯だけど、日村がやった事には変わらないもんな」
「16年も前のことを今さら…という気もするけど、未成年と関係をもったというのは事実だからな。擁護する気にもならん」
ケンドーコバヤシが日村について「かわいそうだ」と話したことを疑問視するコメントが並んでいる。
今回の日村の淫行疑惑報道は、16年前の出来事であるとのことで記事が出た当初から日村に同情する人は少なくなかった。
しかし、例え何年も前のことであっても「傷ついた」と話す女性がいることを無視していいはずもなく、日村が既に謝罪しているところを見ると、全くの無関係だとは言い切れないのだ。
このような状態では、表立っての擁護は「おかしい」と指摘されても仕方がないのかも知れない。
芸人が芸人をかばうのって、自分も同じようなことをしてるから?
ケンドーコバヤシが日村を擁護したことで、このような意見も寄せられていた。
「芸人って仲間を擁護するよね。自分もそうなり兼ねないからなのかな?」
「他の芸人で昔同じようなことやっててバレてない人たち、戦々恐々としてるだろうな。まさか今頃暴露されるなんてね」
「バレてかわいそうってことだろうね。ケンコバも過去にいろいろやってきたんだろうね」
「なんで芸人仲間ってかばいあうんだろう。みんなすねに傷持つ仲間なんだろうね」
芸人が問題を起こすと、他の芸人が”かばう”という傾向があり、その理由は「自分も同じようなことをしているからではないか?」と憶測されている。
普段から仲が良く同じ仕事をしている同士であれば、仲間のピンチに力を貸したくなるのは自然なことだと思われる。
しかし、かばうことで友情は確認できるのかも知れないが、このように疑われてしまうことにもなるのだ。
本当に仲間を想うのであれば、反省を促すことを優先して、時には厳しい姿勢を見せることも必要なのだろう。
そして、これから同じような問題が発覚して「あの時かばっていたのは、自分もしていたからか」と言われるような事態にならなければいいのだが……。
今回16年前の出来事が記事になったことで、過去のことを思い出して焦っている芸人は少なくないのかも知れない。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。