宮川選手、高須クリニックと契約へ 対応に称賛も「本当に大丈夫?」の声
パワハラを告発したことで話題の宮川紗江選手(18)が美容外科の「高須クリニック」とスポンサー契約を結ぶことが発表された。
事の発端となったのは、先月15日、指導中に暴力行為をしたとして体操・速見佑斗コーチが日本体育協会から無期限の登録抹消処分となったこと。
しかしその後、29日に行われた宮川選手の記者会見で一転、日本スポーツ界を巻き込むほどの泥沼騒動に発展した。
この騒動に関してネットからはどのような反応が集まっているのだろうか。
高須院長の行動に称賛殺到「マジでかっこいい!」
21日には速見コーチの処分について疑問を呈す文書を発表していた宮川選手。
「パワハラされたと感じていません」、「報道の内容には真実ではない行き過ぎた内容もあり私は不安と怒りで自分を保つのがやっとの状態です」とつづっていた。
その後開かれた会見で宮川選手は、暴力行為があったことは認めたものの、速見コーチとの再出発を希望。
さらに日本体操協会の塚原光男副会長の妻である塚原千恵子・女子強化本部長からパワハラがあったことを新たに明かし、協会側が宮川選手と速見コーチを引き離そうとしているのでは、と話していた。
31日には塚原夫婦がパワハラを否定したものの、騒動は収まらず。
さらに塚原副会長がインタビュー出演した『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)で宮川選手に二重契約問題があったと言及。
その後、宮川選手のメインスポンサーだったレインボーは、宮川選手サイドからの申し出により契約解除のための協議を重ねているとした。
二重契約問題についても宮川選手サイドは「スポンサー側が2社あるだけ」完全否定しているが、そんな中、高須クリニック院長の高須克弥氏(73)がツイッター上で「僕でよければ契約します」と支援する方針を発表。
その後、本格的にスポンサー契約に向けて高須クリニック側が動くことが明らかになった。
高須氏は同日、ツイッターで宮川選手とのツーショット写真を公開し、「宮川選手とスポンサー契約の相談。体操協会のOKもらったら身内なう」とツイート。
正式なスポンサー契約は日本体操協会の許可を得てからであるといい、高須氏は「筋を通します。会長さん副会長さん理事のみなさんよろしくお願いいたします。」ともつづっていた。
この一連の動きにガールズちゃんねるからは次のような声が集まっている。
「高須院長、困ってる人にはサッと手をさしのべて素敵」
「高須先生マジでかっこいい。宮川選手もホッとしただろうな」
「この子の周囲には腐った大人しかいなかった。高須さんの協力で新しい道がひらけることを祈ります」
将来性のある宮川選手の将来がとりあえずは守られることとなり、ほっとしたネットユーザーが多かったようだ。
宮川選手と速見コーチは共依存の関係?「気を付けて」の声も
とはいえ、速見コーチが宮川選手に暴力を振るう瞬間はメディアによって明らかにされており、速見コーチが暴力を振るったあと、選手を抱きしめていたとの情報もあったことからネット上では「ふたりは共依存の関係にあったのでは?」とも噂されている。
ふたりの関係をDVによって成り立っている夫婦関係に例える声もあり、コーチとの関係性について不安視する声もあった。
「実力はある子だから、心機一転練習に専念してほしい。コーチとは縁切った方がいいと思うけど」
「宮川選手の応援はいいと思うけど、コーチには気を付けて…」
若き才能が潰されることなく、東京オリンピックに向けて充分な練習ができる環境が整うことを願う。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。