秋元康氏、新プロジェクト始動に「恋愛OKってどうなの?」の声
今月3日、ワーナーミュージックジャパンの公式サイトで、音楽プロデューサーの秋元康氏(60)とタッグを組んだ”バンドプロジェクト”の始動が告知された。
秋元氏は、これまで多数のアイドルグループを輩出しており、今回は、楽曲毎にメンバーを選抜する、国民的アイドルガールズバンドのプロデュースを手掛けるとのこと。
すでに第1期生オーディションの募集が始まっていて、「オーディションから、楽器練習、MV撮影、セッション風景などガールズバンドでデビューするまでを密着!笑いあり、涙あり、喧嘩ありのリアリティ・シンデレラストーリーを共有してファンと一緒に成長していきます」という、プロジェクトの詳細も記載されている。
また、オーディションの告知画像として、6パターンのビジュアルが公開されていて、「夢は弾いてかなえろ!」や「IT社長と結婚したい人」などというコピーがついており、「未経験OK」のほかに「恋愛OK」とも明記されている。
秋元氏が”国民的アイドルガールズバンド”を手掛けることについて、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
ガールズバンドは流行らない?アイドルバンドは中途半端?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、”アイドルガールズバンド”について、このような声が寄せられている。
「流行らないと思うよ。ガールズバンドって、なんかダサいよね」
「まだやるの??歌上手い人が歌手になってほしい。話題だけなら、もういらない」
「もう、若い女の子達をひと括りにして売出すのはつまんないよ」
「男女問わず、アイドルがバンドするのはダサイ。演奏は中途半端だし」
「AKBも最初は、世間では地下アイドル扱いだったからね」
”アイドルガールズバンド”には、「ダサい」などという、厳しいコメントが並び、「流行らないだろう」と、予想している人が多い。
そして、実力派のアーティストを望む声があり、アイドルバンドであることや、未経験者もよしとする募集から、演奏的にも中途半端になりそうだとも言われている。
しかし、秋元氏が手掛けたAKB48も、最初は期待されていなかったが、一大ブームを巻き起こしたという前例がある。
秋元氏が、”ガールズバンドはダサい・流行らない”というイメージに、どんなアプローチを仕掛けるのかは、見どころになりそうだ。
アイドルガールズバンドなのに”恋愛OK”ってどうなの?
すでに始まっているオーディションの募集に”恋愛OK”が明記されていることにも注目が集まっている。
「恋愛沙汰でクビになったり、丸坊主にしたAKBメンバーの立場」
「指原と峯岸、涙目wwwあんなに自分らは罰受けたのに今度は恋愛OKグループ誕生!!!」
「恋愛OKってことは、女子向けの実力派を作りたいのか?男子ウケだったら絶対恋愛できないはず」
「恋愛OKって、彼女たちにとっては彼氏つくりながらできていいかもしれないけど……ガールズバンドなんてアイドルと同じ。男性ファンが多くなるんだし、彼氏持ちの女を心から応援する人は少ないよ」
AKBグループは、メンバーの”恋愛禁止”がルールに掲げられているが、恋愛絡みのスキャンダルが絶えず、熱愛をスクープされたメンバーが脱退したり、謝罪のために坊主にしたメンバーまでいた。
もちろん、ルールを破ったメンバーが悪いし、アイドルならば、異性絡みのスキャンダルに気を付けるのは当然でもあるが、”恋愛禁止のルール”に翻弄されている面もあり、過去にスキャンダルが発覚したメンバーに同情の声が上がっている。
また、アイドルガールズバンドなのに、恋愛OKを先に提示してしまうと、男性ファンは戸惑うのではないか?という意見もある。
アイドルだからと言って、恋愛を禁止してしまうのは酷であるし、ファンにとっては、恋愛OKが前提となるのも微妙であるのだから、恋愛禁止も解禁も、明確にしない方が無難なのかも知れない。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。