眞鍋かをり、りゅうちぇるのタトゥー騒動に言及もツッコミの声「論点が違う」
タレントの眞鍋かをり(38)が自身のツイッターで、タレントのりゅうちぇるが自身の妻と子どもの名前をタトゥーにして両肩に入れたことに端を発する騒動についてコメントした。
21日、自身のインスタグラムのストーリーズで肩に入れたタトゥーを披露したりゅうちぇる(22)。
一部から批判が寄せられ、それについて多くの芸能人がコメントを寄せる中、眞鍋は何を語ったのだろうか。
りゅうちぇるへの批判とギャップがある?「意見が的外れ」の声
りゅうちぇるはタトゥーを公開した同日、自身に寄せられたタトゥー批判について、「それなりに予想はしてたけど、こんなにも偏見されるのかと思いました」とコメント。
「こんなに偏見のある社会 どうなんだろう。仕方ないよね。ではなく、僕は変えていきたい」などとつづり、賛否両論集めていた。
眞鍋はこれを受け、22日に自身のツイッターを更新。
「なんでタトゥーで賛否両論…?」と疑問を呈しつつ、「それぞれの価値観なのに、他人のタトゥーにどうこう言う意味がわからない」とコメント。
さらに「自分は絶対タトゥー入れないし、親が『かをり』って入れると言い出したら阻止するけど」と、自身とタトゥーは無縁であることを示しつつも、「それは私の価値観であって人に押し付けるのはおこがましい」とつづっていた。
しかし、これに対してガールズちゃんねるには次のような声が集まっていた。
「タトゥーが容認されるような世の中になって欲しいみたいな事言ったからでしょ?タトゥーするのは勝手だが認めて欲しいとか押し付けないでっていってるだけだよ」
「りゅうちぇるこそ『タトゥーに対する偏見を変えたい』とか言ってるから考えを人に押し付けてない?」
「個人の自由かもしれないけどわざわざ公開アピールして否定意見に対して理解して欲しいって声明だしたのはりゅうちぇるの方だからね。騒ぎを大きくしたのはりゅうちぇる」
「だったら『タトゥーを嫌がるな』という価値観を押し付けないでください。タトゥーをするのが自由なら、それを拒絶するのも自由だよ。拒絶する人が圧倒的に多い事実は変えられない」
「りゅうちぇるが偏見や世の中を変えようとしているのこそ、自分勝手でおこがましく、人に押し付けてる」
確かにりゅうちぇるの元にはタトゥーそのものへの批判も見受けられるものの、今回「偏見のある社会を変えていきたい」と述べたことで、タトゥーを嫌悪する側の価値観をむしろりゅうちぇる側が批判しているのでは? と感じたネットユーザーが多かった模様。
入れ墨を容認する文化のない日本でタトゥーを入れたいのならば、偏見と付き合っていくべきとの指摘が見られた。
何故芸能界はタトゥー擁護が多い?「違和感がある」の声も
眞鍋かをりはじめ、これまでこの問題について言及してきた芸能人は田村淳(44)、野村周平(24)、遠野なぎこ(38)など多数。
いずれも、タトゥーを容認する立場から「個人の自由」といった意見を発している。
この状況について不信感を抱くガールズちゃんねるユーザーも多くいた。
「遠野なぎこもりゅうちぇる擁護してたけど何?芸能界はりゅうちぇる批判しちゃいけない決まりでもあるの?」
「なんでりゅうちぇるを擁護する芸能人が多いの?タトゥー嫌悪派が叩かれる流れになるのはおかしい」
「なんでこんなに芸能人はタトゥー擁護派ばっかりなの?違和感がある」
眞鍋の夫・吉井和哉(51)も龍のタトゥーを入れているため、眞鍋はタトゥーを擁護しているのでは? との指摘も見受けられた。
いずれにせよ、偏見がある上で入れたのにも関わらず、それについて苦言を呈したことに反発したネットユーザーが多かったようだ。
この騒動により、よりタトゥーへの偏見が強まったとの見方もあるが、騒動の収束までも見守りたい。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。