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剛力彩芽が心配!暴走は前澤社長への嫉妬からか?【芸能評論】

剛力彩芽(25)が心配でならない。

 

衣料品通信販売サイト「ZOZOTOWN」を運営する(株)スタートトゥデイ代表取締役社長の前澤友作(42)社長と交際中とのこと。彼女がインスタグラムで惚気たおしているのが話題になっている。

 

これが、とても心配。

 

というのも、信頼し合えている人と交際していることを、わざわざアピールする必要などないからだ。やっていることが、初恋中学生と同じ。ツイッターを漁れば出てくる、デコプリと共に「永遠の愛」を叫びまくっているアレのお仲間。

 

さすがに25歳の女性だから、10代女子のように「ずっと一緒だよ」なんて変てこなムービーを作ってのアピールはしていないものの、ことあるごとに前澤社長の彼女アピールはいただけない。

 

ものすごく不安定な人に見える。

 

芸能人をしているぐらいだから、自己顕示欲は元々強い方だろう。しかし、プライベートまでアピールし始めるとなると、芸をしている自分だけでなく素の自分も愛して欲しいという渇望が見えてしまい、悲しくなる。

 

恋人アピール女子は、筆者の経験上、皆一様に飢えている。常に我慢をし、報われると信じ努力をし、普通を目指している。そんな中、自分を甘やかしてくれる人と出会ってしまったら、すぐに舞い上がってしまうのだ。

 

剛力彩芽も我慢を重ねてきた人だろう。その我慢が評価されてきたともいえる。自分を作り込み、偽の自分を見せてきた分、「我慢しなくても良い」と手を差し伸べ、贅沢をさせてくれる前澤社長の存在は輝いて見えた筈。

 

冷静に考えれば、17歳も年上の3人隠し子がいるなどという噂のある厄年でチビで猿顔のオッサンなど、20代女性が惹かれることは少ない。メリットは金ぐらいだ。

 

だが、我慢ばかりしてきた人からすると、前澤社長ほど魅力的な人はいない。「普通」から程遠い人だからだ。

 

もちろん、前澤社長にも苦労はあったろうし、我慢をしてきたこともあるだろう。けれど、現在の彼だけを見ると、とても自由だ。その自由さが、型に嵌った生き方をしてきた人間からすると眩しく、その一方で嫉妬の対象にもなる。

 

剛力彩芽がSNSで惚気たおしている理由を、隠し子の母親たち等、他の女性に対するけん制と分析している芸能コラムニストもいたが、私は違うと考えている。

 

剛力彩芽は恋人である前澤友作社長に嫉妬している。

 

対等な存在になりたくてもなれないもどかしさ。それを言語化できないから、SNSでラブラブアピール。芸能人としても前澤社長の会社にとっても、プラスになるとは言い難い行動であるが、自分もまた「自由」だというアピールになる。

 

こういうことが透けて見えるから、心配なのだ。

 

剛力彩芽には、もっと自信を持ってもらいたい。美人でなくとも、演技の名人でなくても、特別な人間にはなれる。大金も必要がない。ただただ、自分の行動原理を分析するだけで良い。

 

分析をし、改善を行う。これの繰り返しが人生を豊かにする。豊かな人生を送ることが出来れば、知的で行動的な前澤社長と対等な関係に近くなれるだろう。

 

今後、剛力彩芽が感情的な愛玩動物で終わるか、意思のある一人の人間として生きるか、この恋愛にかかっているような気がする。

 

筆者は剛力彩芽に自分自身を見つめてもらいたい。その上で、輝ける女性になれるよう祈っている。

旭堂花鱗

コラムニスト/コンテンツライター

広島県安芸郡出身、大阪府高槻市在住。恋愛記事から豆知識、果てはビジネス文書まで幅広く執筆するライター。古典芸能に携わっていた経験もあり、日本文化について少し詳しい。文芸春秋『週刊文春』に載せてもらえたのが人生の自慢。

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