二宮和也、被災地支援が好評もファンの起こした騒動には呆れ声も
今月23日、アイドルグループ嵐の二宮和也(35)が、西日本豪雨の被災地支援のために、岡山県庁を訪れて、5000万円の義援金を贈った。
詳細を伝える『山陽新聞』の記事によると、二宮は、伊原木隆太県知事(51)に義援金の目録を手渡し、「報道を最初に見たときは、現実だと受け止められなかった。嵐として、ひとりの人間として、できることをすぐにやろうと決めた」と、話して、義援金の他に、非難支援グッズ960セットも贈呈。
二宮は、被災や避難者の状況を聞きながら、避難所になっている倉敷市立岡田小学校を訪問して、「日々、大変なことがあり、暑さも増してシビアになりがちかも知れないが、”みんながいる”と、安心して欲しい」というメッセージで、被災者を激励。
また、子供らが集まっている学習ルームにも顔を出し、二宮の来訪に驚く子供らに声をかけて回り、サインを渡したり、写真撮影に応じながら、約1時間交流したとのこと。
二宮が贈った義援金は、2011年に発生した東日本大震災の復興支援することで始まった、毎年開催されているチャリティーイベント「嵐のワクワク学校」の収益の1部。
今月20日には、松本潤(34)が、同じく西日本豪雨で被害を受けた広島県と愛媛県を訪問して、同イベントの収益金から、広島県、愛媛県、岡山県に各5000万円を寄付している。
嵐のメンバーが行った被災地支援について、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
喜んでいる姿が見れてよかった!ファンが参加できたのも嬉しい!
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、嵐が被災地支援に動き出したことについて、このような声が寄せられている。
「被災地の皆さんが、喜んでてよかった」
「立派だよ!ありがとう嵐!」
「ファンの方も貢献してるんだよね!すごーい」
「アイドルと言われる人たちが、寄付するのはいいことだよね。感化されて、他の人もすすんで寄付してくれるようになるかも知れないし」
嵐が行った被災地支援は、立派な行動であるとして、絶賛されている。
いくつか「好感度を上げるために必死」などという意見があったが、嵐の訪問で、明るいムードに包まれた避難所の様子を思えば、どんな理由であれ、励まされた人がいることは良いことに違いない。
また、嵐が行っているチャリティーイベントの収益から義援金が贈られたことで、嵐のファンも被災地支援に参加したことになる。これは、ファンにとっても誇らしいことだろう。
避難所で撮った写真が騒動に?揉めてる場合なの?
アイドルが多く所属しているジャニーズ事務所では、今回ニュースになった嵐だけでなく、他のアイドルも行動を起こしているのだが、Twitterでは”ある騒動”が起きていた。
避難所で、アイドルと一緒に撮った写真をSNSにアップする人がいて、その写真の削除を求めるコメントが寄せられることになって炎上状態になった。
そして、炎上していることについて、呆れたコメントをしている人もいる。
被災地での写真をめぐって寄せられたコメントはこちら。
「ジャニーズは、画像をTwitterとかに流すのは禁止ですよ。いますぐTwitter画像を削除してください」
「ジャニーズは、顔出ししてネット拡散することに対してかなりシビアです。本人の許可なくアイドルの顔を載せ続けるのは如何なものかと思いますが。大至急削除していただけますか?」
「ルールもあるし気になるのはわかるけど、心配の言葉も述べずに、寄ってたかって叩くのは違う気がする!」
「こういうことで揉めてること自体が情けない。そんなことで揉めてる場合なの?」
この件について、どう感じるのかはそれぞれではあるが、やはり、言い争いに発展していること自体が問題ではないだろうか。
せっかく支援の輪が広がっているのに、このような事態になっていることは、非常に残念である。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。