木村拓哉ラジオ番組が7月終了、SMAPの看板消滅を惜しむ声も
木村拓哉(45)が20日、自身がパーソナリティーを務める『木村拓哉のWhat's up SMAP!』(TOKYO FM)で、次回27日放送分で番組が終了することを発表した。
8月5日からは、日曜朝の11時30分に移動し、新たに『木村拓哉 FLOW』がスタートするという。
同番組では「キャプテン」と呼ばれている木村だが、番組を船になぞらえて、「番組スタッフのみなさんといろいろとお話をし合って『そろそろこの船を降りて、次の船に乗ってもいいんじゃないの』という話になり、22年以上乗ってきたこの船を一回降りて、次の船に乗ろうと決意しました」と語った。
金曜深夜から日曜朝に大きく時間帯が変わるが、「俺だけじゃなくて、たまにはゲストをお迎えして、一緒に時間を過ごしてもいいかなと。たまにはゲストにリスナーを呼んじゃってもいいんじゃないのって言う話をスタッフとしていて、『そういうの、無いっすね』って。いろんなことを企んでいます」と、新番組の構想を語った。
最後に木村は「次からは『FLOW』のクルーになっていただけたらと思います。これからもよろしくお願いします」とあいさつをした。
番組は1995年1月にスタートし、半年間の中断期間はあったものの、放送期間が23年以上に渡る長寿番組であり、番組に寄せられるメールを通じて、直接ファンとの交流が図られることでも人気の番組だった。
SMAPの看板が消えることを惜しむ声も
2016年末にSMAPが解散された際、番組タイトルに「SMAP」が付いている番組は、終了や番組名の変更が余儀なくされた。
『中居正広のSome girl' SMAP』(ニッポン放送)は、解散直後からは『中居正広 ON&ON AIR』とタイトルを変えて、現在も継続している。
女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、SMAPの表記が無くなって寂しいという意見や、解散後も1年半に渡りSMAPの名前を付けて番組を続けたことに感謝する意見などが集まっている。
「ここまでSMAPの看板を守ってくれてありがとう!」
「いち早くSMAPの名前を番組名からはずした人もいたけど文句言われず、キムタク1人叩かれてきたと思うと切ない」
「SMAPがない今、新しい番組名に着けるのもおかしいもんね。すごくファンって訳ではなかったけどSMAPがなくなるなんて今でも不思議な気分だよ」
「ここだけ名前残すのもおかしな話」
イメージ戦略の変更か?
ラジオ番組が終了するのは通常、3月や9月が多く、なぜ7月末という中途半端な時期に番組が終了するのか、疑問の声もあがっている。
「改編期でもないのに、すごく急な変更でびっくり。毎週 SMAPの曲かけてくれてたのに、もう聞けなくなるのかなぁ」
「解散してから1年半になるのに、何故、今頃?」
「なんでなんだろ?とか、推測してもわからないことばかり。とにかく頑張ってください」
また、放送時間が日曜の昼に変わることで、木村自身のイメージを変えようとしているのではないかという意見もあがっている。
「番組名よりも、キムタクのラジオ番組が日曜の昼って聞く人少ない時間帯にやることに違和感が……」
「娘出てきたタイミングで昼に移るんだ。ゲスト呼んで対談したりするの?木村拓哉のイメージを変えてくんだね」
家族のことについて、本人から直接発信することはほとんど無いが、次女・Koki,(15)のデビューなど、家族の話題が上がることが多くなってきており、今後はアイドルから父親へイメージを転換させていくのかもしれない。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。