酒井法子、子ども健全育成大使就任にネットではブーイングの嵐
18日、歌手の酒井法子(47)が「子どもの健全育成大使」に任命された。
任命した公益財団法人 ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(略称:B&G財団)は、海洋リクリエーションを中心とする活動を通じて青少年の育成を行うことを目的とした団体で、2012年に公益財団法人に認定されている。
もともとB&G財団は、ボートレースの収益金を利用して運営する団体で、同団体の理事長は、失敗した人にもチャンスを与え、貢献してほしいという理由で任命したと語った。
これだけの経歴だったら普通辞退するでしょ
酒井法子は2009年に覚せい剤取締法違反で逮捕された経歴を持つため、この任命についてネットの掲示板ガールズちゃんねるでは異論が多数投稿されている。
「違法な薬物にのめり込むような浅い人間に、子供の育成に関わってもらいたくない。」
「まず自分の子どもにものすごい悪影響与えてんじゃん」
「は?何の冗談? 笑えないけど。」
「健全ってこの人に最も似合わない言葉」
「薬物使用、タトゥー、子供捨てて逃亡、福祉の勉強をと嘘をついて社会復帰… 自分の子供には関わってもらいたくない」
酒井が覚せい剤で逮捕された当時、小学生の息子がおり、母親の逮捕という衝撃を味合わせたという点では、子育て自体もしっかりできていなかったという想像は容易にできる。
また、事件の翌年は介護士を目指して学校に入学したが、酒井が卒業することなく学校自体が閉校となってしまった。
これについては当時、介護士を目指すという言動でイメージアップを図ったのではとも言われており、様々なことが中途半端で、世間の母親世代からの人気はほぼ無いといっても良いだろう。
こうした経緯からも、大使の仕事は謝礼無しのボランティアということだが、適任者はほかにいくらでもいるのにという声が出て当然だろう。
まさかの炎上目的じゃない?!
首をかしげざるを得ない人選に、以下のような声も上がっている。
「まじか。任命した人、炎上目的じゃない?」
「任命したオッサンがファンだったんじゃね?コイツを任命するなんてまともな大人ならしない」
「何?狙ってんの?健全じゃない人に逆に健全ってか?」
「のりぴー側がお金出したんだと思えて仕方がない。お金出したらなれる所もあるし」
「何か悪の力が背後にうごめく」
ここまで適任ではないと思われる人物を任命したとなると、逆に話題づくりで財団の認知度を上げようという気持ちもあったのではないかと疑ってしまう。
酒井法子と同世代より上の男性なら、のりぴーファンだったということも十分にありえる。
実は、B&G財団の創始者である故笹川良一は、ムッソリーニを崇拝する「右翼のドン」とも呼ばれた人物なので、笹川亡き後も独特の理論がまかり通っている団体だとしても何ら違和感はない。
事務所側も、これで話題になってイメージアップにつながればもうけものと考えたのかもしれないが、世のお母さんをすべて敵に回すことになるとは考えなかったのだろうか。
渡海ひなた(わたるみひなた)
芸能ライター/旅を愛する自由人。日々得意の芸能ネタ探しも欠かせないライフワークのひとつ。どちらかというと、毒舌コメントよりも人の心を温かくするハートウォーミングなエピソードを好む。