高畑充希・ドコモCMが200万再生も「インパクトだけ」の声
女優の高畑充希が、ロックバンドX JAPANの名曲「紅」をアカペラで熱唱するNTTドコモのCMが話題だ。
夕暮れの港に立ち、スマホに向かって「紅」のサビを歌い、「アニ文字」と呼ばれるキャラクターも高畑の表情に連動して歌うといったインパクトしかないこちらのCM。
なぜ、「紅」なのか、という点は視聴者も気になっているだろう。
こちらに関して、ドコモの担当者はこう回答している。
「iPhone『X』と『X』JAPANをかけ合わせたもので、別れのシーンにふさわしい、夕景に合う曲として、『紅』を選曲しました」
X JAPANの名曲「紅」と、高畑の圧倒的な歌唱力がマッチしSNS上などでは「歌がうますぎる」「聴き入っちゃう」「半端ないって!」など絶賛の声が集まっている。
ドコモのYoutubeオフィシャルチャンネルでは、同CMの再生回数が200万回を突破。
CMの設定や反響の大きさが伺える数字だが、ネット上では賛否両論が巻き起こっているようだ。
視聴者はうんざり気味?
今回のCMにネット掲示板『ガールズちゃんねる』では、以下のような声が多く見られる。
「けっこう歌流れるのが長いからうんざりする 」「もう少し流す回数少な目でお願いします。」「ボリュームもっと下げられないの?」「今日初めて見れて、ファーストインパクトはすごいけど、確かに回数多かったらうんざりするだろうな、とは思った。」「長すぎるし流れる回数多いからうんざりしてる」「歌唱力あっても、不愉快にさせたら意味無いね」
高畑が髪を振り乱し、本家X JAPANさながらに熱唱している姿がなんども流れると胸焼け気味、といったところが視聴者の本音だろうか。
それでも、高畑の歌唱力に称賛の声も
同CMにうんざりしている声が多くみられる中、やはり高畑の歌唱力やCMに対して好印象なコメントも多い。
いくつかの声も拾ってみた。
「でもやっぱりウマイよ」「何回聞いても上手いなぁ~って思う」「堤さんの後ろ姿は好き」「歌い方で好き嫌い分かれるんだろうけど本当インパクトはあるからCMとしては成功だよね。うちの2歳児はお気に入りみたいで真似してずっと歌ってる。」「これ聞いた後 何回も脳内で再生してしまう」
誰もが知る名曲だけに、何度も聞いているうちにクセになると言った声も。
しかし、放送回数が多いだけに、Twitter上では「うるさい」と言った苦情が殺到しているのも事実。
高畑はもともとミュージカル女優としてデビュー。
その歌唱力も高く評価されて来ただけに、否定の声は残念だ。
賛否はありつつも、見るものに与えるインパクトや話題性と言った面では、ドコモの戦略勝ちだろうか。
松本さあや(まつもとさあや)
都内の美大出身アラサー。海の近くの街で自由気ままに適当に生きています。三度の飯よりビールが好き。話題の芸能ネタはテレビ番組やネットニュースで逐一チェックを欠かさない。