TBS宇垣アナ、グラビア登場に「関係ない仕事をさせるな!」と会社に非難殺到

TBSの宇垣美里アナウンサー(27)が、5日発売の『週刊ヤングジャンプ』(集英社)31号の表紙を飾ったことが、ネットで話題となっている。
グラビアページは6ページにわたり、「アイドル顔負けのルックスと飾らないキャラクター」と紹介されている。
欅坂46・長濱ねる(19)の写真集『ここから』(講談社)などを手掛けたフォトグラファー、細居幸次郎氏が撮り下ろしたもので、初夏の休日を思わせるショットを披露したという。
宇垣は『週刊プレイボーイ』(集英社)で連載を持っている縁で、これまでも何度かグラビアに登場しているが、マンガ雑誌のグラビアに局アナが掲載されることは珍しい。
タレント気取りと批判が
宇垣は現在、『炎の体育会TV』や『ひるおび!』などのテレビ番組にレギュラー出演。
ラジオ番組『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)では、時折サブカルチャーに対する熱い発言や、本音をぶつけた発言などで人気を博している。
しかし、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、グラビアの仕事を受けた宇垣に対して批判的な意見が集まっている。
「こないだ『あざとい』って言われて嫌みたいに自分で言ってたのに、こういう仕事は受けるんだ……」
「現役の局アナがヤンジャンの表紙……。目立ちたいだけならアナウンサーやめてタレントになれば?」
「会社員がこういうの出ていいんだ。フリーになったときの足がかりかな?番組外されたし、辞める日も近いね」
フリーアナではなく会社員であるため、タレントのようなふるまいで、勘違いをした行動だと取られてしまったようだ。
また、6月12日に放送された『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)では、都合のいい画像だけ切り取られて、ぶりっ子だという批判があがっていることに不快感を示したが、グラビア出演により、批判を受けても仕方がないという流れになってしまったようだ。
本人の希望か、会社からの命令か
ただ、本人を責めるのはお門違いではないかという意見もあり、それは、そもそもTBSの了解なくグラビアへの出演はできないからだ。
「会社員だし来た仕事したのでは?局アナがこういうの出てOKなのはびっくりだけど、やらなきゃなんじゃないかな」
「アナウンサーなのにこんな仕事もやらされるのか。そして叩かれるし。大変だね」
「純粋にジャーナリストとか報道に携わりたい人よりも、アイドルみたいな人がアナウンサーに採用される時代なのね。TBSもなんて仕事させてんだよ……」
「可愛いと思うし、好きですけど、局アナって雑誌にグラビア載せたりしていいのか?と思いました」
「元は報道志望だったみたいだし、本人の意に反してアナウンス業に関係ない業務ばっかりさせられてるなら可哀想」
女子アナのタレント化に対する懸念は20年以上から起きているが、芸能人並みの人気を得る一方で、会社員のためにマネージャーなどが付いて守られることもなく、ある程度プライベートも制限されてしまっている。
もしも今回のグラビア出演が業務命令ということであれば、「女子アナのタレント化」を推進しているのは、他ならぬテレビ局自身となってしまう。
女子アナの役割があらためて問われそうだ。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。