EXILE AKIRA、自叙伝で黒歴史を告白「隠したいことは他もあるのでは？」と皮肉も

EXILEのAKIRA（36）が初の自叙伝『THE FOOL 愚者の魂』（毎日新聞出版）を8月下旬に発売することが分かった。

これまで明かすことが無かった幼少期やダンサーを目指していた頃の苦しい生活など、デビュー前の苦労や葛藤について、赤裸々に語っているという。

AKIRAは今回の出版について、「一度自分のなかでいい意味で区切りを打つことができ、ネクストステージへと進むことができると思いました」と語っており、今回の自叙伝でいったん自分の人生を振り返ることで、新たな挑戦に意欲を示した。

黒歴史は過去の作品のこと？

同書では、デビュー前に苦労してきた道のりを「記憶から抹消してしまいたい黒歴史」と記しているが、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、「黒歴史」というフレーズに反応した意見が多く集まっている。

「GTOも黒歴史」

「GTOよりも、消防士？のドラマのほうが黒歴史でしょ。ドラマ開始前から映画化とか言われてたのに、 （中略）映画化の話がいつのまにか消えてなかった？」

「映画『花より男子F（ファイナル）』のことかと思ったわ」

「黒歴史はあのヘッタクソな演技でしょ？」

「演技しない方が良かったのに」

『GTO』（フジテレビ系）はマンガ原作で、反町隆史（44）主演で人気だったドラマだが、AKIRAを主役に2012年、2014年と新たに制作。

ただ、以前のイメージが強すぎたからか、期待ほどの人気にはつながらなかった。

また、2015年には『HEAT』（フジテレビ系）という消防団員が主役の連続ドラマが放送されたが、こちらはドラマ開始前からすでに映画化も計画されていたという、社運をかけた作品だった。

しかし、フタを開けてみれば、視聴率が3～4％台と大惨敗し、2015年8月11日放送分では平均視聴率が2.8％（ビデオリサーチ調べ・関東地区）と、過去にプライムタイム（19時～23時）で放送されたドラマの視聴率のうち、最低に近い記録を出してしまったのだ。

このため、連続ドラマは早期打ち切りとなり、いつの間にか映画化は中止になってしまったという。

事務所の申告漏れ報道も

また、この本の出版が発表された直前、所属事務所が約3億円の法人税申告漏れを指摘されていたというニュースが報じられており、本人のせいではないのだが、発表のタイミングが悪かったようだ。

ちなみに、現会社の前身である「LDH」でも、同じく約3億円の法人税申告漏れを指摘されており、またかという声もあがっている。

「EXILEの事務所、また申告漏れで追徴課税されてる」

「修正申告させて頂く」

「消したいのは過去だけ？現在形じゃないの？」

二度の申告漏れにより、あらためて事務所の姿勢が問われているようだ。

EXILEは今年に活動を再開する予定であり、この本の発売を契機に「THE FOOL PROJECT」というプロジェクトがスタートするということも発表している。

今まで知らなかったエピソードが多く載っているという点で、ファンの多くが待ち望む本と言えそうだ。

 

真島リカ（まじまりか）

ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。