ロンブー淳、慶応通信入学判明も賛否「肩書きが欲しいだけ?」

昨年、青山学院大学を受験していたロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)が慶應大学法学部・通信教育課程に入学していたことが分かった。
バラエティ番組『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~』(AbemaTV)の企画で青学受験の一部始終を公開していた淳。
自身のツイッターでも受験勉強の様子を明らかにし、さまざまな反響を呼んでいた。
応援の声多数!「決めたなら最後まで頑張ってほしい」
青山学院大学を受験したものの、すべての学部で不合格となってしまった田村。
「勉強したいという欲が沸いた」というのがその理由で、受験先を青学に決めたのは自身が上京した当時、青学に通う学生がキラキラしたように見えたからというもの。
若い頃に憧れた青学を目指すという理由で、大学自体には特にこだわりはないようだった。
田村は青学の全ての学部の不合格が判明した翌日に慶應大の資料を請求したといい、書類選考と小論文の提出を経て、見事法学部に合格。
すでに勉強を開始しているといい、このニュースにガールズちゃんねるには応援の声が多々寄せられていた。
「何歳になっても大学に行ける風潮?ができればいいね。18歳かそこらで本当にやりたい勉強なんかわかんないわ」
「いいね。いくつになっても学びたいって気持ちと実行力があって。何のため?みたいにケチつける人いるけど、良いと思うな」
「勉強したいっていう気持ちに早いも遅いもないと思う。頑張ってほしいな」
「慶應の通信卒業は、青学の受験勉強より厳しい日々が待っていそうだけど、決めたなら最後まで頑張って欲しい」
多くの人に学ぶチャンスを与えてくれる通信教育課程。
年齢に関係なく学ぼうとする淳にたくさんのエールが寄せられていた。
「大学に行かなくても学べる」「有名大の名前が欲しいだけ?」疑問の声も
また、田村の場合、青学受験もメディアを巻き込んでのものだったために、以前から「本当に大学で学ぶ必要があるのか?」といった疑問も少なからず聞かれていた。
また、通信教育学部を設置している大学は他にもあり、日本大学などは卒業論文がなくても合格できる学部もあるため、卒業論文が必須な慶応大学よりも卒業が楽になるというメリットがある。
「キラキラしている」という理由で選んだ青学からの、知名度が高い慶応大学だったため、今回も懐疑的な声が多く見られた。
「わざわざ大学に行かなくても自分でも学べるよ」
「青学からの慶応って、有名大の肩書きが欲しいだけって感じがする」
「そもそも青学を目指した理由として『カッコよかったから』ってはっきり言っちゃってた。その上で次は慶應ってなったら、真摯に学びたい気持ちよりただイメージに飛びついただけと思われても仕方ないよ」
「淳の大学に対する考え方が疑問。青学なんて全学部受けてたし『大学で◯◯の勉強がしたい!』っていうよりも『学部はどこでもいいから有名大の肩書きが欲しい!』っていうのが舐めてると思う」
大学の通信課程に通っている人のほとんどは社会人。
40歳半ばという年齢層も決して珍しくなく、中には仕事が定年を迎え、時間が空いたために新たに学ぼうという人もいる。
入学すること自体はあまり難しくはないが、各大学の通信課程の卒業率は実は一ケタ。
その理由には、海外など他の大学で学んだ人などが日本で教職課程を履修するためだけに入学し、単位取得後に卒業を待たずに退学してしまうなどの背景もあるが、仕事との両立が上手くできず、卒業を諦めてしまう人も少なくない。
果たして彼は卒業することができるのだろうか。
今後も見守りたい。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。