松井珠理奈、炎上会見のパロディーはあり?やり過ぎには疑問の声も
今月26日、NTTグループのNTTレゾナント株式会社が運営する通販サイト「NTT-X Store」の公式Twitterが、SKE48の松井珠理奈(21)の発言をパロディー化した宣伝ツイートについて謝罪した。
同社が謝罪したのは、「正直言いますね。全部話しますね。じゃあ今まで隠してたこと」という文章から始まる、25日に投稿された宣伝ツイート。
パロディーの元になっているのは、今月16日に結果が発表された「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙~世界のセンターは誰だ?~」で、首位を獲得した松井が、総選挙の前に行われたAKB48グループのライブで、HKT48の宮脇咲良(20)に、「ちゃんと踊って」と注意したところ、その後の撮影会に宮脇が参加できなくなったことを、開票イベントの後の会見で明かした場面。
松井が会見で明かしたことは、「ライブ中に説教するな。後輩へのパワハラである」と、非難されることになり、SNSを中心に炎上状態になっている。
そして、この松井の会見での発言は、多くのTwitterユーザーがこぞってパロディー化しているのだが、同社のツイートには「企業の公式Twitterがすることではない」という返信が寄せられ、同社は謝罪を掲載して当該ツイートを削除した。
松井の会見をパロディー化して宣伝に使用した企業が、当該ツイートを削除して謝罪したことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
謝罪する必要はなかった?ネタにされることで人気が出る?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、松井の会見をパロディー化して宣伝に使用した企業に対して「謝罪する必要はなかった」というコメントが殺到している。
「何でもかんでも謝罪謝罪。ユーモアって言葉知らないのかな」
「前田敦子もさんざん弄られてきたのに、松井ファン怖い」
「いや、上手いなぁーって思ったけどね。ファンは面白いとは思わないんだろね」
「面白いからもっとやってほしい。松井さんもそれネタにしちゃえ。変なプライド捨ててさ」
過去に”AKB48の絶対的センター”と呼ばれた前田敦子(26)も、散々ネタにされたことで、知名度を爆発的に上げたような節がある。
会見での松井の不安定そうな様子を思えば、ネタにするのは控えた方がよいのではないか?とも思えるが、ネタにしてしまう方が、松井にとって”おいしい”結果を招くことになるのかも知れない。
松井の会見のパロディー動画の”やり過ぎ”が気になる?
ある企業が松井の会見での発言をパロディー化して宣伝に使用したことには「謝罪の必要がない」というコメントが多かったが、Twitterで大量に作成して拡散されている動画には、”やり過ぎ”を指摘するコメントが見られた。
やり過ぎが指摘されている動画とは、松井の会見動画の松井の発言の後に、まったく関係のない人物が「黙れ!」や「うるさい!」などという、激しい言葉を放っている動画を差し込んで、松井の発言を次々に否定していくパロディー動画。
松井の会見のパロディー動画に、苦言を呈するコメントはこちら。
「勝手に悪意ある切り取り方で自分の推しがさも珠理奈に悪口言ってるみたいな風にして何が面白いの?いくらなんでも本人に失礼じゃない?」
「全く関係無いジャニオタ達が推しを使って珠理奈を馬鹿にしているのは何故?馬鹿にするのは勝手だけど何故推しを使う?見てて胸糞悪い」
「発言的には確かに”?”って思うことあるけど、それネタにして笑い者にするのって違うでしょ」
確かに、松井が会見で明かしたことは、炎上しても仕方がないような発言であったのかも知れない。
あの会見で、松井を嫌いになったという人がいるのもおかしくはないが、松井に向けた発言ではないのに、それを切り取って使用してまで、松井を馬鹿にする必要があるのかと言えば疑問である。
もちろん、松井を馬鹿にする意図はなく、ネタとして楽しんでいる人が多いのだと思われるが、”イジリはイジメじゃない”という主張を大量に見ているようで、不安にもなる。
松井が、自身の発言がパロディー化されていることを知っているのかどうかは分からないが、どうか傷つかずに、出来れば、開き直れるようなタフさが松井にあるようにと願いたい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。