ベトナムで”SGO48”結成発表に「運営が無責任すぎる」と呆れ声
今月21日、AKB48の公式サイトで、同日にベトナムで行われた記者会見で、ベトナム・ホーチミンを拠点とする新たな姉妹グループ「SGO48」の結成を発表したことが報告された。
同サイトでは、SGO48のメンバーオーディションへの応募は、来月からベトナム全土で募集を開始すること。今年の年末には、お披露目が予定されていることが記載されている。
また、グループ名は市街中心部の旧名称の”サイゴン”の英語表記の”Saigon”に由来しているとのことで、グループのロゴカラーは、ベトナムの国花である”蓮の花”をイメージしたものであると説明されている。
AKB48グループは、現在、国内で6グループ(AKB48、SKE48、NMB48、HTK48、NGT48、STU48)が活動中。
海外では、JKT48(インドネシア・ジャカルタ)、BNK48(タイ・バンコク)、TPE48(台湾・台北)、MNL48(フィリピン・マニラ)、AKB48 TeamSH(中国・上海)、MUM48(インド・ムンバイ)の6グループが活動中で、SGO48が結成されれば、国内外合わせて13グループが稼働することになる。
AKB48グループに、新たな姉妹グループ「SGO48」の結成が発表されたことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
アジア制覇?ただお金を稼ぎたいだけ?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、AKB48グループの新たな海外グループ結成の発表を喜ぶようなコメントはほとんどなく、呆れたような感想が並んでいる。
「増やしすぎ。どこまでグループ広げていく気だよ。目指すはアジア制覇か」
「まだやるの?もういいでしょ。作りすぎて誰の為なのか訳分かんなくなってるよ。秋元がただ金稼ぎたいだけじゃないのか?」
「世界中に48グループ作って何がしたいのだ?」
「アジアに進出して、ひと稼ぎしようってか」
既に、国内に6グループ、海外に6グループがあるため、今回の発表に新鮮味がないようで、「またか、うんざり」というコメントが目立つ。
そして、運営サイドの”お金儲け”のために、事業を拡大しているだけだと言われている。
新グループが拠点とするベトナムは、決して悪い場所ではないし、これからオーディションに応募するベトナムの少女たちにも非はないというのに、新グループ結成の発表がまったく盛り上がっていないことは残念である。
新たにグループを作る前に、するべきことがある?
新たなAKB48グループの姉妹グループの結成発表には「そんなことをしている場合ではない」という意見が多く寄せられていた。
「まず本家のAKBの衰退を食い止めるのが先じゃないの?そろそろ本当にやばいでしょ。今誰が残ってるの?」
「正直、夢見させて目立てるのはほんの数人でしょ?それ以外の人は変な世界に引きずられたりするんでしょ?そういう責任は感じないのかな」
「普通の女の子を勘違いさせて、才能もダンスも歌も覚悟も足りず、ひたすら大人の男たちに媚び、消耗されて精神のバランスを崩していく様子。世間に対してスレていく様を見せられるのはうんざりです」
「韓国でやってるオーディション知ってる?日本から行ったAKBの子たちまともに歌えない、踊れないで悲惨。女の子集めるだけ集めてまともなレッスンもしてなかったとか、キャラで適当に売る気だったってことだよ」
「総選挙で1位になった子炎上してるじゃん。叩かれまくってるけど、精神的にやられてる感じだからかわいそう。メンタルケアとかしてるの?」
海外で新たなグループを作るよりも、現在活動中のグループに目を向けるべきだというコメントが多い。
そして、AKB48グループに大勢のアイドルが所属しているが、運営サイドが責任を持って面倒を見れていないことが問題視されている。
アイドルになったことには、自己責任という部分があるのかも知れない。なんでも運営に責任があるとは言えないかも知れない。
しかし、少女とも言える年齢から、多くのアイドルを預かっている立場であることを忘れてはいけないだろう。
新たなグループに夢を託すのもいいが、まずは、現在活動中のグループの状況。そして、所属しているメンバーらのことを最優先に考えるべきだろう。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。