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キングコング西野、借金3億で寄付のお願い「炎上商法には飽きた」との声も

出典元:西野亮廣ブログ by Ameba

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(37)が、美術館建設のために抱える予定の借金3億円を返済するため、ブログで寄付金を募った。

西野は4日、ライブ配信サービス『SHOW ROOM』の新番組である『猫舌SHOWROOM』の発表会で、借金を返済する企画を発表。

さらに同日、自身のブログで「【悲報】キンコン西野、3億円の借金を抱える」のタイトルで記事を掲載した。

この中で、会員制のメンバーと話をする中で、自身の絵本『えんとつ町のプペル』(幻冬舎)をモチーフにした美術館を地元の兵庫県川西市に作る計画が持ち上がったと語っている。

従来の美術館の枠を超えた、体験型のアトラクションやAR技術を詰め込んだ物にしたいと意欲を見せたが、建設費用をねん出するため、「今現在まるで貯金がないのに、3億円の借金を抱えることになった」と説明(後に5日、実際にはこれから借金をする予定だとブログに追記している)。

「借金返済が番組の企画になっているがガチ自腹だからな。3億円の『ゴチになります』だ」と、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気企画を引き合いに出し、あくまでも自ら借金をしたことを明言した。

最後には、「このまま僕を見殺しにするのか?たった100円で救える命がある。300万人が100円ずつ募金すればいいのだ。とりあえず、このブログは絶対にシェアしろや」、「死ぬぞマジで!なんとかしろや!!」とお願いしていた。

借金を寄付で返す?手法に批判が殺到

これまでも西野は、「最終的にディズニーを超えたい」や、鈴木おさむ(46)原作・内村光良(53)監督の映画『芸人交換日記』について「ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね」と語るなど、数々の発言がネット上で炎上してきた。

今回の借金の返済を世間に頼むという手法についても、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」には批判が多く集まっている。

「働いて稼げば返済できるのでは?」

「借金の肩代わりをファンに頼むんですか?」

「人生賭けて3億借金しました、応援してくださいなら好感が持てなくもないけど、ちょっと美術館作るんでって軽い感じで言われるとなんだかなって感じだな」

「先に『こういう理由でこういうコンセプトの美術館を建てるプロジェクトに対して支援をお願いします』つって、構想や計画を提示してから支持者を募るもんじゃないの?」

「(野性爆弾の)くっきーの美術館なら寄付するけどな。西野の炎上商法飽きた」

美術館の建設資金を最初からクラウドファンディングで募集するという方法もできるだろうが、あえて借金をすることでリスクを負う、あるいは「借金」という言い方で炎上を狙ったようにも見える。

被害者救済で好感度上昇もチャラ?

炎上商法と揶揄されることも多い西野だが、今年初めに着物レンタル・着付業者の『はれのひ』が倒産して成人式に出席できなくなった若者に対して、成人式を自腹で開き、無料で招待したことが話題となった。

「成人式はちゃんとやったみたいですね。これは素晴らしい」

「はじめは嫌いだったけど、船上成人式から意外といいやつかもっていう認識になってきた」

ブログでは「仕事でいただいたお金は毎年全て他人に還元している」と語り、「『はれのひ』の被害に遭った新成人に成人式をプレゼントしたり」したことで、貯金がないとも語っている。

美術館の建設資金を最初からクラウドファンディングで募集するという方法もできるだろうが、あえて借金をすることでリスクを負う、あるいは「借金」という言い方で炎上を狙ったようにも見える。

話題にならないとプロジェクトも遂行できないということもあるだろうが、批判も多い手法で果たして3億円をかき集めることができるのか、今後も注目されそうだ。

 

真島リカ(まじまりか)

ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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