ZOZOTOWN運営会社社員「過労死は自己責任」発言が炎上!不買の動きも
ファッション通販サイトのZOZOTOWNを運営する、株式会社スタートトゥデイで、コミュニケーション室長の肩書きを持つ、田端慎太郎氏の発言が話題になっている。
話題になっているのは、田端氏が今月4日に、自身のTwitterに投稿した「過労死には本人の責任もある。なぜならば物理的な拘束はなく、使用者側に殺意もないから。
使用者の過失責任はあるかもしれないが、本人の責任もゼロではないというのが私の見解です。
36協定もない一方的な残業強制が違法ということは同意OKですよね?だとしたら組合や従業員代表の責任もゼロではない」というツイート。
このツイートの”過労死は自己責任”という部分に反応した人が、Twitterで拡散。田端氏にも複数のリプライが送られて、炎上状態になっている。
田端氏のツイートが炎上していることについて、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
”過労死は自己責任”はあり得ない?
Twitterの方では、田端氏の持論に賛同する人が多数いるようで、田端氏は自身のツイートに賛同している人のツイートを、大量にリツイートしている。
田端氏のツイートが”明らかに間違っている”とも言い難い状況になっているようだが、掲示板ガールズちゃんねるには、田端氏を支持するコメントはほとんどなかった。
「過労死する人は”辞める”っていう選択肢すら考えられないくらい、ストレスでがんじがらめの状態。毎日仕事を乗り切るだけで必死」
「この不況の中、そう簡単に辞められないんだよ。追い詰められたら、精神的に束縛されている気分になるのかも知れないしなぁ」
「辞めるのを、自分で自由に決めれることぐらい、誰だって分かってる。問題は辞めたいのに辞めさせない会社の体質」
「冷静に考えられれば、自殺する前に会社を辞めれば良いって誰でも分かるよ。でも、自殺するまで追い詰められたら、冷静な判断が出来ないんだよ」
「違うんだよ。過労死ってもう、鬱な状態になってるんだって。普通の判断がもう、できなくなるってるんだって。正常な判断ができなくなるくらいに、追い詰められてる状態なんだってば!!」
自分を守るために”会社を辞める”という選択肢があることを、誰もが知っているが、過労死するまでの状況であれば、正常な判断ができる状態であるとは思い難い。
ここで”自己責任”を持ち出すことは、追い詰められている人を、更に責めることになり兼ねないために、田端氏の意見に賛同できない人が多いようだ。
これだけ意見が割れていれば、双方の意見がぶつかり合い、炎上状態になるのも仕方がないだろう。
ZOZOTOWNの利用を止める?
今回のことだけでなく、田端氏のTwitterでの発言は炎上することが度々あるため、このようなコメントがされている。
「炎上社員が社名を掲げてこういう発言してるのに、Twitterを禁止させないのは、同じ価値観なのかな?」
そして、田端氏の発言を会社側が容認しているのであれば、「ZOZOTOWN」の利用を止めるというコメントが多数あった。
「ZOZOTOWNもう使わない!」
「最近ZOZOで買ったりしてなかったけど、本気でもう買わない」
「バカだなあ。ZOZOろくな人がいないね……使ってたけど、もう使わなくていい感じ」
「ZOZOなんてつぶれてしまえ」
「ZOZOTOWNで買い物はしないよ!!!」
「ZOZOを使わないのが1番。服くらい店で買おう」
Twitterの方では、「今回の炎上からZOZOTOWNの利用を止めることはおかしい」という意見が出ていて、このツイートを、田端氏もリツイートしている。
しかし、既に”利用しない”と決めた人がいるのも事実であり、このまま利用者が減少するという可能性は0ではない。
社長の前澤友作氏(42)が、女優の剛力彩芽(25)との交際を認めたばかりでもあり、何かと話題になるZOZOTOWN。まだまだニュースになることがありそうだ。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。