花男続編『花のち晴れ』視聴率が伸び悩む原因は?「キャスティングミス」の声も
火曜ドラマ『花のち晴れ〜花男 Next Seanson0』(TBS系)の視聴率が伸び悩んでいる。5月29日に放送された第7話の平均視聴率は7.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)だった。
第1話の視聴率は7.4%だったが、その後第3話で9.6%まで上昇。しかし4話以降は下降線を辿っている。
人気ドラマ『花より男子』の続編としてスタートした作品とだけあり、この不振は関係者からすれば「予想外」かもしれない。
2005年に放送された『花より男子』は、全話平均視聴率19.8%を記録するヒット作品となった。2007年に放送された続編『花より男子2(リターンズ)』はそれを上回る平均視聴率21.6%を記録している。
『花のち晴れ』不振の理由として、視聴者からは作品全体が原作通りの進行ではないことや、キャスティングミスとの指摘も挙がっている。
「キャスティングミス」「第7話から……」意見
女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」では、視聴者目線の厳しいコメントが多く投稿されていた。
「キャスティングミス」
「せめて原作通りにやってよ」
「7話から急激につまらなくなった」
「飯豊まりえの顔が何回見ても覚えられない」
「このドラマ、茶番感がすごい」
「一人の責任ではないなぁ、全体的にだめ」
「単純に昼ドラみたいになってきた」
「前回(第7話)からいきなりつまらなくなった」
「見るたびにメグリン(登場キャラ)に違和感があって話が入ってこない」
「花ちゃんの髪型が変になってきてるからなおして!」
「全員合わない」
多く見られたのが「キャスティングに違和感を感じる」という趣旨のコメント。
中でも多かったのは、西留めぐみ役の飯豊まりえ(20)や江戸川音役の杉咲花(20)への意見。ただ、特定の誰かというよりは作品全体にちぐはぐさが見られるとの指摘も。
特に第7話からつまらなくなった、という感想も目立った。
「花男が凄すぎた」指摘も
また、同掲示板ではこんな指摘も。
「花男が面白すぎたからね」
「花男と比べて落ちるのは仕方がない」
「原作自体も花男と比べるとね」
「花男みたいな内容が流行る時代じゃないってことかも」
『花より男子』の続編という立ち位置ではあるが、時代や作風の微妙な違いもあり、一様に比較することは難しいだろう。
最近は視聴者の視聴スタイルも多様化している。録画してまとめて見る方や、月額制のサービスに登録して見ているという方も多いだろう。
とはいえ花男シリーズの続編として放送している以上、もう少し人気が欲しいといったところ。今後さらなる視聴者を獲得することは出来るのだろうか。
文・小森ミタカ
フリーライターとしてエンタメを中心に様々なジャンルの記事を執筆。話題のニュースを「いち早く」「わかりやすく」伝えることを目標に日々活動している。