村上佳菜子、好感度は抜群でも”タレントで成功し過ぎる”ことは微妙？

先月29日に、プロフィギュアスケーターでタレントの村上佳菜子（23）が、都内で開かれた、アーモンドミルクの魅力を発信する「5月30日はアーモンドミルクの日」のイベントに出席した。

イベントを主催した、アーモンドミルク研究会の公式サイトでは、村上をゲストに決めた理由について「世界で活躍し、ヘルスコンシャスなイメージが、アーモンドミルクト共通している」と、説明している。

イベントに登場した村上は、アーモンドミルク作りに挑戦するなどして、アーモンドミルクの魅力をPRしたそうだ。

村上は、フィギュアスケート選手として、世界ジュニア選手権や、JPGファイナルなどで優勝。

2014年に行われた「ソチオリンピック」に、日本代表として出場するなどの成績を残して、去年4月に選手としての現役を引退。以降は、プロスケーターとして活動していくことを表明した。

現役を退いた村上は、プロとしてアイスショーに出演しながら、タレントとして、バラエティー番組にも多数出演。

去年10月からは、日本テレビ系で放送されている『メレンゲの気持ち』にレギュラー出演して、同番組のMCも務めている。

テレビやイベントに引っ張りだこ状態の村上の活躍に、ネットにはどのような声が寄せられているのだろうか。

”佳菜子スマイル”は健在？バラエティー番組でも好印象？

”女性は、ほかの女性を見る目が厳しい”と、言われることが多いが、女性が多く利用しているネット掲示板ガールズちゃんねるには、村上の活躍に好意的な意見が並んでいる。

「愛嬌あるもんね。裏表なさそう」

「やっぱりニコニコ笑顔いっぱいの人は見てて気持ちいいよ」

「私この子好きだよ！いつもニコニコ楽しそうで可愛いよね。嫌味もあざとさもないし！」

「最近はふつうにバラエティーに馴染んでるよね。前に前にタイプじゃないからうっとおしくなくて良い」

「説明するときとか、意外とうまく話すよね。頭の回転いいとおもう」

選手時代の村上の笑顔は、”佳菜子スマイル”と呼ばれて、多くの人に愛されていた。

その”佳菜子スマイル”は、選手としての現役を引退した今でも健在のようで、「いつもニコニコしていて、愛嬌があって良い」と、評されている。

さらに、村上のバラエティー番組でのコメント力や、前に出過ぎないスタンスも好評のようだ。

これだけ好感度が高ければ、テレビ局や企業が村上を起用したくなるのも当然である。村上の”売れっ子状態”は、抜群の好感度に裏付けされているものだと考えていいだろう。

村上が”タレント”として、成功し過ぎることは微妙？

村上のメディア露出が増えていることに、好感を抱いている人がいる一方で、タレントとして成功し過ぎることには、微妙なコメントが集まっている。

「使われ放題使われて、逆に身体壊すか病んだりしないか心配になる」

「出過ぎると、だんだんアンチも増えるし、テレビの世界の人って大変だよね」

「はじめは愛嬌あって可愛いと思ったけど、最近は生き残ろうと必死で、笑顔がわざとらしく感じる」

「タレントさんより、早くコーチになる勉強を始めて欲しいなと、余計なことも思ってしまう。優しくて、いいコーチになれると思うんだ」

注目度の高い人物のメディア露出が増えることは、極自然のことではあるが、あまりにも露出が増えると「また出てる」と言われるようになり、いつの間にか好感度を下げてしまうというケースがある。

既に、「最初はいいと思ったけど、だんだん必死に見えてきた」というコメントがあり、この手の感想がこれから増加する可能性は0ではない。

そして、こちらのコメントが、多くの人に賛同されていた。

「嫌味とかじゃなくて、スポーツ選手っていうだけで、色んなハードルが下がるから不思議」

確かに、女性タレントたちには”痩せた・太った・劣化した・終わった”などという、心無い言葉が浴びせられることが多いが、スポーツ選手を揶揄することはタブーとされている節がある。

村上がタンレントとして成功して、スポーツ選手という印象が薄れれば、世間が村上を見る目は厳しいものになるのかも知れない。

また、村上には、いいコーチになる素質がありそうだとして、早めに「コーチになる勉強を始める方がいい」という意見がいくつかあった。

色んな意見があるが、村上はまだ23歳。これから村上がどんな道を選ぶのか、温かく見守りたいと思う。

鳥井ハニ（とりいはに）

フリーライター／「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。