安住アナ、涙で語った元同僚とのエピソードに「TBSは闇が深い」の声
TBSの安住紳一郎アナウンサー(44)が、今月27日にTBSラジオで放送された『安住紳一郎の日曜天国』で語ったことが話題になっている。
この日の放送では、安住アナが、リスナーから届いた”職場でのお菓子の分け方”に関するメッセージを読み、自分にも「とっても好きなエピソードがあるんです」と、現在はフリーで活動している元同僚の田中みな実アナ(31)が、TBSに在籍していた頃のエピソードを紹介。
仕事を巡って、安住アナが田中アナを注意したことで「互いに険悪な感情を持っていた時期」があり、1年半ほど口を聞いていなかったが、ある日、安住アナが草加煎餅を食べていたところに、田中アナが「私にもお煎餅を1枚いただけますか」と、お菓子の誘惑に負けて話しかけてきたそうだ。
わだかまりがあった元同僚と、”お菓子”をきっかけに話す機会ができたエピソードを紹介したあとに、安住アナは「内輪の話しをもうひとつ、恐縮なんですけど、もうひとり後輩の話しをしたいと思います」と言ったあとに、黙り込み「すいません、ちょっと待ってください」と、気持ちを落ち着かせている様子。
そして、安住アナは震えた声のまま、2008年5月25日に亡くなった川田亜子アナ(享年29)のことについて語りだした。
自宅近くの駐車場で練炭自殺をしたとされている川田アナについて「もう少し何かできたんじゃないかな?ということを、10年、変わらず、ずっと考えています」と、川田アナに対する想いを吐露。
安住アナは田中アナに対して口を聞かなかったりと、強引なやり方をしていたことから周りの同僚から浮いてしまっていたところがあって、「私も孤立してしまいました」と、話しかけてきた川田アナに対して「お前とやり方は違う。お前はそのやり方で煮詰まったんじゃないか」と、突き放してしまったそうだ。
その後に川田アナが自殺してしまい、突き放してしまったことをずっと後悔していて「川田アナを大事に思っていた人に申し訳なく思っています」と、涙声で語った。
安住アナがラジオ番組で語ったことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
安住アナは優しい?後悔する気持ちも分かる?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「安住さん優しいね。突き放してしまった相手が自殺してしまえば、そりゃ忘れられないと思う」
「安住さん仕事にすごく厳しいからなあ……しかもその時期孤立してたなら余裕もなかったんだろうね。安住さんは悪くないと思う」
「10年もそのことを悔やんでいたんだね。優しい人だと思う」
「安住アナ、優しいんだなぁ。今でも思い出して泣いてくれる先輩がいて、天国の川田アナも喜んでいると思うよ」
安住アナが涙声で川田アナへの想いを語ったことに、安住アナの”優しさ”を感じた人が多い。
突き放してしまった相手が、その後に自殺という道を選んでしまったとあれば、後悔が残るのも無理はない。
「自殺は、した方も、残された方も辛い」というコメントに、賛同している人が多かったが、まったくその通りであり、感慨深い。
TBSのアナウンス部は殺伐としている?闇が深い?
安住アナが語ったエピソードから、TBSアナウンス部の”イメージ”についても意見が集まっている。
「だからTBSのアナウンサーはみんな辞めてくんだね。日テレは仲よさそう」
「TBSはどの局よりも殺伐としていそうだもん。闇が深い」
「TBSのアナウンサーはあまり仲良くないのかね?小林麻耶も浮いていたと言うし、TBS大丈夫かな」
「アナウンサーは華やかそうに見えて、実はドロドロしてるんだよね」
「職場なのに1年以上口をきかなくて、孤立してたなんて怖すぎる。小学生みたい。そんなところ、病む人多そう」
安住アナが語ったことから、TBSアナウンス部の殺伐とした雰囲気を感じ取った人が多い。
また、安住アナが語ったことだけでなく、元TBSのアナウンサーだった人たちが話す局アナ時代のエピソードからも、TBSアナウンス部の”闇”を感じていた人もいる。
どの職場でも、仕事のやり方やスタンスの違いのせいで人間関係に多少の摩擦が生じることは珍しくはないが、TBSアナウンス部は少し特殊なのかも知れない。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。