小島瑠璃子、ワイプ芸テク披露も「ワイプ自体がそもそも不要」との意見多数
タレントの小島瑠璃子(24)が25日放送の『金曜★ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に出演し、画面の隅で小さく映っている時のリアクション、いわゆるワイプ芸について普段から心がけていることを語った。
この日は「業界スタッフ157人に聞いた、たまにはホメてよGP」という企画が行われ、同番組が選んだ人気女性有名人10人に対する評価をランキング形式で紹介。
小島は川田裕美アナウンサー(34)に次ぐ2位となり、小島は「めっちゃ嬉しい!」と大喜び。
高評価の理由について、「呼ばれた番組で自分がどう振る舞えばいいのか、ちゃんと理解している」や「対応力とコメント力は、この若さでは突出している」という具体的な内容が発表され、小島も「ただただ嬉しい」と素直に喜びを表現していた。
ワイプ芸があざといという声も
また、一部の番組スタッフからは、小島のワイプ芸に関する高度なテクニックが評価されていた。
手を叩いて笑う時は、ワイプ画面内に入るように高い位置で手を叩いていることについては、「会社に入った時に初めに教えてもらった」と語り、「嘘を付かなくても良いけど、胸元での拍手よりは顔に近づけて拍手した方が楽しさが伝わるよ」と教わったという。
さらに、料理が映った時には声が邪魔にならないよう口パクで「おいしそう」と表現することについては、「ワイプの中の小島の声がうるさい」というネットの苦情を見て、声を小さくしようと工夫したためだと明かした。
これらのテクニックについて、業界側の意見に反して、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、否定的な意見が集まっている。
「わざとらしいんだよね。計算してやってるから自然な感じが全くない。よってイライラする」
「ワイプ意識してるのが見え見えだよね」
「売れる為目立つ為に計算づくで動いた、という話は成功をおさめた20年後でも良かったのになーと思います」
小さな画面でいかに分かりやすい、共感を得られるリアクションを行うかが必要とされるが、テレビでのリアクションを極めれば極めるほど、わざとらしさが目立ってしまうようだ。
ワイプの必要性に疑問の声も
また、小島個人ではなく、そもそもワイプ自体がいらないのではないかという意見も多くあがっている。
「ワイプ不要と思ってる人の方が大多数だと思うんだけど何でやめないの?テレビ局」
「ワイプって要らないよね。抜かれた芸能人、わざわざリアクションしなきゃいけないし、深刻なニュースでもバラエティでもお前絶対興味ないだろって思う」
「ワイプのために呼んだ芸能人のギャラも勿体ない」
ワイプの技術は30年以上前から存在していたが、ここ数年以上バラエティ番組はワイプを多用しており、以前は矢口真里(35)が「ワイプの女王」と言われていた。
本来はロケなどのVTRだけでも成立する番組であっても、番組側はスタジオにタレントが多数来ているので映さないともったいない、タレント側はVTRの中身よりもとにかく目立つリアクションをしようするという本末転倒な状態になっているのではないだろうか。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。