ディーン・フジオカ、弱点克服?責めた演出のドラマ主演で人気再燃!?
24日夜に、フジテレビ系「木曜劇場」で連続ドラマ『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』の第6話が放送された。
同ドラマは、日本では『巌窟王』のタイトルで知られている、フランスの作家が執筆した大人気小説が原作の、サスペンスヒューマンドラマ。
公式サイトでは「愛、将来、自由、自尊心、すべてを奪われた実直な主人公が、自らを陥れた男たちに復讐し、彼らの人生そして運命の歯車をひとり、またひとりと狂わせていく復讐劇」と、紹介されている。
復讐を誓った主人公をディーン・フジオカ(37)が、かつての主人公の婚約者を山本美月(26)が演じ、その他、関ジャニ∞の大倉忠義(33)や高杉真宙(21)らといった若手俳優らに加え、高橋克典(53)や伊武雅刀(69)らがキャストに名を連ねている。
これまでの放送で、無実の罪で異国の牢獄に送られた主人公が脱獄を試み、莫大な資金を手にし、復讐のために画策する様子が丁寧に描かれた。
主人公の”復讐”が、ついに死者を出すまでに至った『モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-』の第6話に、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
楽しみにしてた!かなり責めた演出にゾクゾクする!
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「1週間長かったよー!やったー!ゾクゾクさせてねー!」
「全部壊してしまえ!!奥さんも子供も生やさしいこと言ってられない!!」
「これ、ラストどうなるんだろ。特に美月ちゃん。乗り換えたら、それはそれで裏切りだし」
「モンテクリスト伯の現代バージョンなんて最初は笑ってたけど、牢屋での拷問とか近親でのセックスとか、バールで殴って人殺すとか女児売買とか………深夜帯でも攻めすぎだろって内容だよね。見始めて本当に良かった」
「近頃のドラマにしては結構攻めてるな、このベッドシーン」
ドラマの放送開始前を心待ちにしている人が多く、放送が始まってからは、登場人物の名前をあげて感想が飛び交い、かなり盛り上がっている。
また、ついに死者が出たことでシリアスさが増した復讐劇も、嫌悪されるどころか「ここまでするなら徹底的にしてほしい」と、さらなる展開への期待も高まっている。
実はこのドラマ、舞台を日本にしてリメイクすることに、原作ファンからは”微妙”と言われてしまっていた。
しかし、始まってみれば、かなり”責めた”演出がされていて、視聴者をゾクゾクさせる要素が散りばめられていることで、満足度の高いドラマに仕上がっているようだ。
やっぱりディーン・フジオカはかっこいい?歌も!?
同ドラマの制作が発表された当初、”微妙”というコメントの中に「ディーンが出るなら期待できない」という厳しい意見がいくつかあった。
と言うのも、ディーンの演技力は賛否の分かれるところで、演技そのものに期待できないとされていて、さらに、音楽番組に出演した際のパフォーマンスが「見ていて恥ずかしかった」と酷評されたことで、人気を落としてしまっていたのだ。
しかし、同ドラマのディーンには、好意的なコメントが寄せられている。
「みんなこの歌、大好きじゃん」
「ディーンの、哀愁の漂う目の演技好きだなー!やっぱり今日もかっこいい」
「ディーン、本日も安定のかっこよさ」
「ディーンの裏のある台詞の言い方いいね。ほんとにハマり役だね」
「ドラマのサントラ出ないかな?ディーンのアルバム買った方がいいのかな?」
復讐のために手段を選ばず、綿密に計画を実行していく役柄が、ディーンのハマリ役だとして「かっこいい」という感想が並んでいる。
そして、ディーンが歌っている、同ドラマの主題歌が気に入られていることが分かる。
ディーンが全国ライブツアーを発表した時には「正気か」とまで言われ、「歌わなかったらいいのに……」と、ウィークポイントとされていた”歌”でも評価を上げていることは驚きである。
ディーンに寄せられた感想を見ていると、役者にとってハマリ役と言われるような役に出会えることが、いかに重要かを知ることができる。
同ドラマで、どこまでディーンの評価が上がるのか、視聴者の感想に注目していきたい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。