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いとうあさこ、ゲップにオナラ…『イッテQ』の企画にドン引きの声も

出典:マセキ芸能社 公式サイト「いとうあさこ」プロフィール

今月20日に、日本テレビ系で放送された『世界の果てまでイッテQ!』の内容が話題になっている。

この日は、同番組にレギュラー出演しているお笑い芸人のいとうあさこ(47)が、オランダで撮影した企画を放送。

オランダの牧場で、現地の男性が「ゲップで牛を呼び寄せることができる」と、炭酸飲料を飲んでゲップをすると、離れたところにいた牛が男性の元に集まってきた。

男性からゲップの音についてのアドバイスを受けたいとうは「ババアは炭酸飲料は飲まないんだよな」と、嘆きつつも挑戦するが、教えられてようにはゲップを出せずに苦笑い。

そして、続いての企画で「こう見えても人前ではオナラをしないようにしている」と嫌がるいとうに、”オナラをしてもにおわないパンツ”の性能を確かめるために、大量のさつまいもを食べさせて、オナラをさせた。

いとうにゲップとオナラをさせた企画について、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

下品で不愉快?芸人に人権はない?

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「これ、正直見てて不快だった。オナラさせて臭い嗅がせるって……正気の沙汰とは思えない。しかも嗅ぐのが男のカメラマンとDでしょ?本当に気持ち悪かった」
「あさこがどう思ってるかわからないけど、あさこだって女性だよ!って言いたくなった」
「下品と面白いは違うよね」
「女芸人に対するセクハラ的な笑いは本当に笑えないし、辛くなる」
「芸人に人権はないのか。バラエティだからって、やって良いことと悪いことってあるじゃん」

番組を見ていた視聴者から「下品で不愉快だった」という感想が並んでいる。

そして、芸人であれば、時には身体を張って笑いをとることも必要かも知れないが、雑に扱われているように感じることが指摘されている。

女性芸人が自分を犠牲にして自虐的な笑いをとることを嫌う人もいるのに、それが強制的に行われているように見えれば、不快感が増すのは当然だろう。

『イッテQ』に下ネタと下品なネタは不要?

今回のいとうの企画だけでなく、同番組には度々”笑えない”場面があるという意見も集まっている。

「男女問わず下品な笑いは苦手でチャンネル変えた」
「イッテQは芸人の扱いが雑すぎて血の気が引く時がある」
「イッテQせっかく好感度高いのに、自ら下げに行く企画やってどうする」
「最近のイッテQは、面白くないものも無理に面白いっていう風に持っていくね。無理矢理感半端ない。昔は純粋に面白かったんだけどな」
「こういう下品なのが面白いのは子供だけでしょ?大人は笑えないし不快としか思えない。イッテQは、下ネタとか下品なことしなくても面白いのに」

視聴者から”やりすぎ”を指摘されるようになったせいか、バラエティー番組は厳しい局面に立っていて、今年3月に”バラエティーの王道”とも言われていた長寿番組が、立て続けに終了したことは記憶に新しい。

バラエティー番組が苦戦する中でも、同番組は高視聴率を獲得できる稀な存在で、出演者と制作サイドの信頼関係から生まれる笑いが人気を得ていた。

つまり、これまでのバラエティー番組とは違うスタイルが愛されていたのに、芸人の扱いが雑過ぎることや、下品な企画が増えたことで「それは求めていない」という感想が出てきたようだ。

すぐに”クレームを出す”ということは、過敏すぎるかも知れないが、視聴者の感想は番組の人気に直結する重要なものである。

「昔は面白かったけど、もう見ない」という人が増える前に、制作サイドは番組内容を見直す必要があるのかも知れない。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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