キンプリ、デビュー日にananの表紙で「新人なのに別格は調子に乗る原因」と批判の声
23日発売の女性ファッション誌「an・an」で、発売日と同日にシングル曲「シンデレラガール」でデビューするジャニーズの「King&Prince」が表紙をつとめることがわかった。
新人タレントがデビュー日に表紙を飾るのは、an・an史上でも初の試みだが、デビュー前から「花のち晴れ~花男Next Season~」の主要人物としてメンバーの平野紫耀が出演しているだけでなく、同ドラマ主題歌としてデビュー曲が起用されるなど、多くの媒体で目にすることの多い「King&Prince」は無名の新人とは程遠い。
an・anってアイドル雑誌だったっけ?
この報道を受け、ネットの掲示板ガールズちゃんねるでは以下のような声が多く上がっている。
「an・anの表紙って、売れてる話題の人が飾るって感じだったのに…一気に安っぽくなっちゃった。ジュリーってやっぱりセンス無い。」
「ジャニーズも起死回生に必死だし、編集社もジャニーズに気に入られようと必死だな。」
「an・anって女向けのセックス専門誌みたいになってないか。前はもっとファッション寄りだったような気がするけど」
「an・anがジャニーズに忖度あるのは分かっている」
「an・anの読者層とキンプリのファン層が全く違う気がするけど」
マガジンハウスが毎週水曜日に発行するan・anは、1970年代に創刊した歴史の長い雑誌で、創刊当初もヌード写真が掲載されるなど当時も話題の雑誌だった。
80年代から積極的にアイドルを起用したセックス特集などが多くなり、90年代からは芸能人のヘアヌード写真も登場している。
今までも多くのジャニーズタレントがan・anに登場してきたことを考えれば、「King&Prince」の登場はあながち間違っているとは言えないのかもしれない。
しかし、an・anが従来狙ってきた読者層と「King&Prince」のファン層は違うのではないかという意見も見られる。
若手のごり押しは問題を生む原因にもなりかねない
デビュー前の新人をこれだけ多くの媒体で起用してもらうには、事務所の力も重要となってくるが、新人のうちからチヤホヤするとろくなことは無いのではという心配の声もある。
「最近のジャニーズって世代交代させたいのか無理矢理若手を売ろうとしてるけど実力不足の若手を押し売りしても本人達も努力しないし調子に乗って不祥事起こすだけじゃないのかな。」
「この平野って言う人もうベンツに乗ってるって友達が言ってました。ダメな事務所。」
「ジャニオタですが、ゴリ押し感に嫌気がさす。デビュー早々この扱いで、ろくなもんに育たない。ジャニーズで苦労してないグループ見たらわかるじゃん。今5大ドームできるグループってデビュー時それなりに苦労して、何年かして表紙や主演の座をやっと掴んでる。」
新人に苦労させないでいきなり持ち上げてしまっては後が続かないのではないかという懸念がファンの間からも出ているようだ。
先日の騒動ともあいまって、事務所のやり方に対する批判の声もまだまだやみそうにない。
渡海ひなた(わたるみひなた)
芸能ライター/旅を愛する自由人。日々得意の芸能ネタ探しも欠かせないライフワークのひとつ。どちらかというと、毒舌コメントよりも人の心を温かくするハートウォーミングなエピソードを好む。