千秋、「母の日は姑の日じゃない!」発言に賛否両論の声「現実的に無理では?」
タレントの千秋(46)が、生活情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演し、母の日について言及。話題になっている。
メディアなどで一人娘の子育てについてたびたび言及し、同世代の子を持つ女性からの広い支持も得ている千秋。
プライベートでは2016年に一般男性との再婚を発表するなど順風だが、今回の発言は既婚女性の間で物議を醸しそうな内容となっている。
夫の母にプレゼントを贈らないのは現実的に無理?既婚者から非難の声
千秋は11日、自身がレギュラーを務める『ノンストップ!』に出演。
その日は13日の「母の日」が目前に迫っていたということもあり、この日は「母の日・姑へのプレゼント問題」がテーマとして上げられた。
VTRでは姑に贈る母の日のプレゼントに迷う街の声なども紹介されていたが、千秋はコメントを求められると、「自分の母にはカーネーション」と、実母にプレゼントを贈ることを告白。
一方、MCのバナナマン・設楽統から「旦那さんのお母さんには?」と聞かれると、「あげるっていう発想はない」と断言し、共演者からは驚きの声が上がっていた。
この反応を受け千秋は母の日や父の日について、「自分の母に『産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとう』の母の日、父の日だとずっと思っているから」と持論を展開。
「旦那さんは旦那さんがやりたければやればいいし。私のお母さんじゃないって、毎年言ってる」「(母の日は)「姑の日じゃない!」と主張していた。
既婚女性の多くは配偶者の母親にもプレゼントを渡す習慣があるものだが、千秋のこの主張にガールズちゃんねるには次のような声が集まっている。
「自分の母だけで姑にはあげないとか、現実的に無理!!」
「そんなことができるなら、とっくにやっている!」
「まあ、本当はそうなんだけどね。夫の名前で贈ってます。浮世の義理ってやつですね」
「一応義母だし母っちゃあ母じゃない?片方だけあげないっていうのは私には出来ない」
「再婚したのに、姑さん気分悪いんじゃない?いるのか知らないけど、こんなこと言って顔合わせ辛くないのかな」
また、千秋がテレビの前で堂々と宣言したことで、千秋の夫の母の気分を損ねることになるのでは、との危惧も見受けられた。
頑なにプレゼントを渡さないという選択肢を取り続けるよりも、少しの手間でその後の関係を円滑にできるのならば夫の母にプレゼントを贈ることを選ぶという女性は案外多いようだった。
「妻が夫の母に贈るのは違う」千秋の発言に賛同する声も
とはいえ、妻ばかりが伴侶の母親を気遣わなければならないこと自体に違和感を覚えているネットユーザーも多く、ガールズちゃんねるにも千秋を擁護する声が多数書き込まれていた。
「反論してる人多いけど、千秋は正論でしょう。夫婦が互いに実母に贈ればいいだけの話」
「鬼嫁扱いする人いるけど、母の日には嫁も姑に何かしてあげなければならないなんてことはないよね?人それぞれじゃないのか?」
「各自自分の母親へのプレゼントは自分で考えて、どちらにも連名で渡せばいいんじゃ? 嫁がプレゼント考えて息子の名前で送るのはちょっと違う気がする。あげたら息子がくれた!あげなきゃ嫁がくれない!なんてのはおかしな話」
“嫁”が夫側の家を立てなければならないというのは既に前時代の話。
同番組では和泉節子(75)も出演し、母の日について「嫁が姑の家に行って感謝の言葉を言ってプレゼントを渡すべき」などと発言していたが、共演者からは大顰蹙を受けていた。
夫の母に対し、絶対にプレゼントを渡さないという態度も不自然だが、母の日には妻が夫の母を気遣ってプレゼントを渡さなければならないという風習は廃れてしかるべきなのかも知れない。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。