ジャニーズ事務所が山口事件被害者へ取材自粛を求めるも「遅すぎる」の声
5月4日、ジャニーズ事務所がTOKIOの山口達也の事件に関して、被害者らへの取材を自粛するよう要請を行った。
その内容は、「山口達也の事件に関して、あらためて被害者様取材自粛のお願い」とし、マスコミ各社にファックスを送付したという。
詳しい内容は以下だ。
「今回の事件では、すでにお伝えさせていただいている通り、被害者様とは示談が成立しており、被害者様、ならびに保護者様からも、未成年であるご本人に最大の配慮をしてほしいとご要望をいただいておりました」
「山口以外の4人も同様に懸念しており、多くの注目が集まるであろう会見にて、長瀬より被害者さまの特定や、いわれなき中傷などをされないよう、お願いをさせていただきましたが、現在、被害者さま、そのご家族など周辺の方々、また、山口が2016年8月に離婚し、すでに別の道を歩んでおられるご家族の方々への取材などが過熱している状況でございます」
このように状況を説明し、被害者らへの取材の自粛を要請した。
さらに被害者だけでなく、山口の家族や、離婚した夫人などへも取材が行われているため「改めて報道関係者の皆様には『被害者の方、被害者のご関係者の方、および山口の家族への取材自粛のお願い』をお願い申し上げます」とも記載されていた。
「マスコミ最低だね」の声多数
ネット掲示板『ガールズちゃんねる』では、今回の事件のマスコミの報じ方に様々な声があがっている。
「被害者だけでなく、山口の家族にまで取材するの?マスコミ最低だね」「山口本人と事務所以外はそっとしといてあげてほしい」「被害者側狙うのはひどい」「マスコミは被害者や被害者家族へ接触しないよう、そこは良識を持って対応して欲しい。」「関係者にマスコミが取材だなんて傷口に塩を塗るようなもの、それだけは止めてあげて欲しいと心底思う。」
加熱する被害者らへの取材や被害者特定行動に、「セカンドレイプだと思う」と言った厳しい声も見られた。
TOKIO4人での会見時も、メンバーの長瀬智也は「被害者の方を責めたり、特定するような人が出ないことを心から願っています。僕らもこの件にちゃんと向き合って、被害者の方とも向き合っていきたい」と語っていたが、取材は加熱する一方であるようだ。
「対応が遅すぎる」と言った声も
このジャニーズ事務所の対応には、以下のような声も見られた。
「対応遅くない?一番最初にしておくべき事でしょ」「ジャニーさんやジュリー?メリー?は絶対人前に出ないのは何故?」「ジャニーズ事務所って、なんかどうでもいいことは仕事早いくせに一番必要な対応は後手後手なのは何なんだ?」「事務所の長がでてくれば解決じゃない?かたくなに姿を見せないのは何故?」
被害者が未成年であることや、有名なアイドルからの被害であることを考えればもっと早くにこのような対応を出来たのではないかと思うが、ジャニーズ事務所の対応の遅さに疑問の声が多く見られた。
さらに、事務所のタレントが起こした問題に対し、事務所の社長や幹部が一切の姿を見せないことにも不信感は募る。
今回の事件の報道直後には、ジャニーズ事務所が報道関係者に宛てた謝罪文が、「お気持ちを考えずにキスをしてしまいました」と言った稚拙な内容であることから「頭悪そう」「これなら出さないようが良かったのでは?」と衝撃を受ける声も続出していた。
山口達也事件の始まりから、ジャニーズ事務所の対応には疑問を持つ声が多かった。
騒動続きのジャニーズ事務所、ファンだけでなく多くの人が厳しい目を向けているようだ。