鉄腕DASH、存続の危機「山口達也を裏方にして続けて!」と熱望する声も
TOKIO・山口達也(46)のわいせつ容疑について、1日に不起訴処分となったが、この事件を受け、出演していた番組の打ち切りが確定した。
『山口達也 TOKIO WALKER』(FM NACK5)で、16年以上続いた長寿番組だったが、2日に公式サイトで終了が発表された。
その他の番組では、山口の出演見合わせや休止を決めた番組が多い中、最も注目されていると思われている番組が『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)。
番組の公式サイトにある視聴者のメッセージ投稿欄には存続を求める声が殺到しているという。
日曜夜に欠かせない番組に
『鉄腕ー』は1995年に深夜枠でスタート。ジャニーズらしからぬ体を張った企画が人気を呼び、1998年には現在の時間帯である日曜19時台のゴールデンタイムに進出した。
日本テレビの日曜の夜は、『笑点』や『世界の果てまでイッテQ』など人気番組が続いていることで、日本テレビが4年連続で視聴率の3冠王を獲得した立役者とも言われている。
幅広い層に人気の番組だけに、YAHOO!ニュース掲示板でも存続の声が多く寄せられている。
「DASHファンとしてみたらあの番組が無くなるのは悲しい、もったいない」
「正直、この事件の騒動で、一番気になっているのはこれ!毎週楽しみにしてたから、やらなくなると寂しい」
「私はTOKIOは4人で続けて欲しいと思う。鉄腕ダッシュも是非続けて欲しい」
2日に行われた記者会見では、グループ自体は4人で続けることを発表しているだけに、番組も続けて欲しいという意見は多いようだ。
裏方として働いて欲しいという意見も
ただ、過去の映像が使えないことや、そもそも『DASH』の企画は、山口抜きでは成立しないのではないかという意見も多い。
「気持ちは分かるが、過去の映像は使えなくなったり、四人にかかる負担、映像から伝わるものが、今までとは全く変わるわけだから終了は近いかも知れない」
「山口くんが居て、DASH村や島が成り立っていた部分は大きいな……」
「4人で続けられればそれはそれで良いけど、大工仕事はもちろんのこと、船舶や重機の運転、スケジュール的にも山口がいないと成り立たない」
『DASH』では手間暇のかかった企画が多く、地域に貢献している企画もあるため、ここで中止するのはもったいない。そこで、山口は表舞台に出ずに、裏方として企画に引き続き参加すれば良いのではないかという意見もある。
「スタッフがやってる作業も自ら実施し、裏方さんの苦労も率先して取り組むべきだ」
「画面に映るのは4人で、山口は島でADでもやってれば良いじゃん。ミッションだけはしっかり進める。でも黒子に徹する。それでみんなが受け入れられるようになるまで待ってみれば」
事件が発覚した後、4月29日、5月6日と特別番組により休止となっているが、残された4人で何とか存続し、一所懸命頑張る姿を見たいという視聴者は多いようだ。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。