亀梨和也が東野圭吾作品「手紙」で「ジャニーズはやめて」の声

KAT-TUNEの亀梨和也(32)が、東野圭吾作品の『手紙』に主演することがわかった。
同ドラマはテレビ東京系で放送される(放送日未定)。亀梨はテレ東のドラマには初出演、初主演となるようだ。
東野圭吾氏の『手紙』は、2003年に発表された小説。
主人公の武島尚貴は、強盗殺人犯の兄を持ち、獄中の兄から月に一度手紙が届くことになる。
獄中の兄の生活とは裏腹に、自身は社会から様々な差別を受け、彼の前には「強盗殺人犯の弟」のレッテルがつきまとう。
犯罪加害者の家族の心情を丁寧に描く作品だ。
今回亀梨は、この作品の主人公である『弟・武島尚貴』を演じる。
名作主演に「ジャニーズはやめて」の声
手紙は、東野氏の作品の中でも人気が高い作品。
今回主人公を演じる亀梨には、注目度も高いが不安や懸念の声があがっているようだ。
ネット掲示板『ガールズちゃんねるでの』声を拾って見た。
「まーーーーーーーーーたゴリ押し!」「名作ですけどね。亀梨に演じる演技力あるか疑問」「東野圭吾作品はしっかり演技できる実力派で主役と脇を固めてほしかった」「手紙の主人公に亀梨のイメージが全然無いんだけど…… 」「好きな小説だからジャニーズ持ち上げの舞台装置に使われて残念」「亀梨の癖のある演技苦手。キムタクっぽい。カッコつけすぎてクサい感じ。」「これは半端ない演技力がないと。兄役は誰が演じるんだろう。 」
「映画を超えられない」とも
さらに、今回亀梨が主演するにあたり、2006年に公開された映画版の手紙と比較する声が目立った。
「山田孝之、玉山鉄二を超えられるのかな」「山田孝之以上の演技は亀梨には無理でしょ」「山田隆之越えは難しいだろうなーほんと、素晴らしい演技だったから。」「小説も映画もいい作品だから、正直ジャニーズはやめて欲しい。」「実力派俳優が映画化してるのになんでドラマ化するんだろう… 」
原作の人気もさることながら、映画版・手紙も名作だ。
山田孝之が主人公を演じた映画版と比較し、山田の演技力は越えられないとの声が多く見られた。
また映画版は、玉山鉄二や沢尻エリカなど、脇を固めた役者も演技力に定評がある実力派だ。
ドラマ版のその他のキャストはまだ未発表のため、そちらにも注目が集まる。
亀梨の演技力に関しては、不安が残るが「撮影中はもんもんとする時間になると思うので、それを抱えられる自分でいたい。こういう時代だからこそ、視聴者の皆さんに何かを感じていただければ」と本人は語る。
注目度の高い名作の主演に、期待が集まる。
松本さあや(まつもとさあや)
都内の美大出身アラサー。海の近くの街で自由気ままに適当に生きています。三度の飯よりビールが好き。話題の芸能ネタはテレビ番組やネットニュースで逐一チェックを欠かさない。