山口達也司会「Rの法則」出演者への批判殺到にNHKの責任は?という声も
TOKIOの山口達也(46)が司会を務めるNHK・Eテレ教養バラエティ番組「Rの法則」の番組公式サイトに、出演者のSNSやブログに誹謗中傷を書き込むのはやめてほしいという内容のお願いが掲載された。
「Rの法則」は、女子高生が興味を持っている話題をランキング形式で紹介し、スタジオ内の高校生や大学生が意見を交わす番組で、山口達也はこの番組に出演中だった女子高生に対する強制わいせつ容疑で書類送検されている。
この件を受け、現在「Rの法則」は放送中止となっている。
未成年の性を売り物にするような企画も
このお願い掲載を受け、ネットの掲示板Yahoo!コメントでは以下のような声が多く上がっている。
「最後の番組見てたけど、自転車でミニスカートがめくれるかの実験するなと、前もユーホーキャッチャーの達人のアドバイスを女子高生が受けていたり、教育番組?と首をかしげました。山口さんのことも、酒癖悪いこと有名だったようで、なぜ降板させなかったのか。」
「スカートがめくれる寸前まで実験させたり、雑巾がけを前から撮って胸が露出寸前まで出てるのをそのまま放送してる番組って言われてもしょうがないですがね。ツイッターでの画像を見ましたがあれは撮り直すべき。それを見てた山口の顔も笑ってたし。」
「元々合コン斡旋番組と評判だった。今回の一件は氷山の一角だろう。この番組で出会った未成年アイドルの深夜徘徊も撮られてたね」
「この番組自体、子供に見せたいと思う様なものじゃないでしょう。明らかにスクールセクハラを助長している様な内容だったし。この際だから止めたら良いと思う。」
現在「Rの法則」の番組ホームページはお願いを掲載するのみになっていて、今まで放送された内容を確認することができないが、きわどいシーンを映すこともあるなど、もしかすると視聴者の中にはそうした内容を期待する男性も多かったのかもしれない。
もとはといえばNHKがスクープしたんだよね?
今回の山口達也の問題は、NHKが率先して報道したために個人が中傷されるような事態になったのではという声も少なくない。
「NHKが第一報を報じておいて、不思議なことを言いますね。報道の結果、そうなることは予想できたでしょ。報道することの意味、分かってないのか?」
「全貌が明らかになる今、中傷はよくないにしてもこういうことになることはわかっていたはず」
「制作サイドがきちんと管理しなかったから今回の事件が起こり被害者が出た。まずは自分達の不手際を謝罪するところからはじめては?」
「NHKがすっぱ抜いたって聞いたけど?!こうなることはわかっていたはず。」
大々的に報じていて、自らの番組が問題の発生源だったということを謝罪するといった姿勢を見せないNHKに対し、憤りを感じている視聴者も多い。
被害者はあくまで未成年。あってならないのは、大人の欲望に巻き込まれた被害者を中傷するという行為だ。出演者である未成年をとことん守るという姿勢の無いNHKは、子どもたちを相手にした教育番組を作る資格があるのだろうか。
渡海ひなた(わたるみひなた)
芸能ライター/旅を愛する自由人。日々得意の芸能ネタ探しも欠かせないライフワークのひとつ。どちらかというと、毒舌コメントよりも人の心を温かくするハートウォーミングなエピソードを好む。