多岐川華子、週3バイトで自立宣言?「要は親のすねかじり」と厳しい声も
21日、日本テレビ系で放送された『1周回って知らない話』に出演したタレントの華子(旧芸名:多岐川華子・29)の暮らしぶりが話題になっている。
華子の母は女優の多岐川裕美(67)。「母のようにチヤホヤされたい」という想いから芸能人になることを志し、10社以上の芸能事務所のオーディションを受けるも全て不合格となる。
最終的に母親のコネによって芸能事務所に入り、15歳で芸能界デビュー。すぐにCM出演が決まり、母子でテレビ番組に出演するなど、華やかな芸能生活を送っていた。
2011年1月に、俳優の仁科克基(35)と結婚したが、翌2012年の10月に離婚している。
同番組で華子は、現在は週3回、時給1150円で不動産業者で事務のアルバイトをしていることを明かし、週に1回ジムで肉体改造、週に2回ホットヨガに通って自分磨きに励んでいることを紹介した。
また、「TGC(東京ガールズコレクション)に出るのが夢」だと語り、ウォーキングのトレーニングも開始。これまでのことを「芸能界に入ったとこから甘えですからね」と反省し、「もう逃げないで立ち向かおうと思います」と、力強く語った。
華子が明かした暮らしぶりと今後の夢について、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
応援したい!坂口杏里とは違う?
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「がんばれ!自分のダメさと向き合い、変わろうと努力する人。応援します!」
「”芸能界に入ったとこから甘え” ここを理解してちゃんと認められてるだけ、偉いというか賢い」
「坂口杏里もホストに貢がないで母の遺産を大事にしていれば、こういう生き方できたんじゃないかな?」
「こういう軌道修正の仕方してる人は応援したい。過去に拘らず、遠回りだけど着実に進んでる感じ」
ここで、華子と同じように、母親で女優の坂口良子さん(享年57)と共にテレビ番組に出演して芸能活動を行っていた、元タレントの坂口杏里(27)の名前が挙がっている。
杏里は2013年に良子さんが亡くなってから、AV女優に転身。その後に、知人の男性から現金をだまし取ろうとした恐喝未遂容疑で逮捕された。釈放されてからは六本木のキャバクラで働き、一度は芸能界とAV女優の両方からの引退を宣言したが、最近になってまた、AV女優が出演するライブチャットに姿を見せた。
不安定で迷走を続けている杏里に比べて、過去の自分の甘さに気づけた華子は堅実であるというコメントが並んでいる。
自分自身を省みて、変わる努力をすることは容易なことではない。夢を持ち、自分磨きに励む華子に激励の言葉が寄せられたことは、華子にとって心強いことだろう。
偉いけど……やっぱり甘い?未だに親のすねかじり?
自分を変えようと努力していることには応援するコメントがあったが、週に3回しているバイト生活と、私生活のレベルが合っていないことに注目した人もいたようだ。
「社会勉強のためなのかな。週3でその時給で甘えてないと言われても……」
「うーん。働いた分のお金だけで足りる?芸能人の娘でなければそんな暮らしは出来ない」
「ようは未だに親のすねかじりでしょ。バイトは単なる社会勉強みたいなノリでは?」
「稼いでる額より、自分磨きにかかってる額の方が上回ってるのが気になる」
確かにバイトだけの収入で生活しているとは思い難い暮らしぶりではあるが、”どうせバイトも社会勉強ぐらいのつもり”と切り捨ててしまうのは、厳しすぎるのではないだろうか。
親が芸能人であることも、金銭的に余裕があることも、悪いことではない。そのチャンスを活かせるかどうかは、本人の努力次第である。
華子が番組で語った夢を叶え、変わりたいという気持ちが伝わるようになれば、いつか母親の名前なしでも活躍できるのではないだろうか。
現に、華子は2016年から”多岐川華子”と名乗らず、”華子”という名前で活動を始めている。華子の夢は叶うのか、それを目撃した人の感想と共に注目したい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。