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『めちゃイケ』、台本通りにしてもやりすぎ?「番組終了も納得」の声

出典元:めちゃ×2イケてるッ!公式サイト

17日にフジテレビ系で放送された『めちゃ×2イケてるッ!(めちゃイケ)』のプロレス企画が話題になっている。

この日の放送では、めちゃイケレギュラーのお笑いコンビ「オアシズ」の光浦靖子(46)が、生き様を見せるとして、トレーニングを積んでプロレスのリングに上がった。

光浦の対戦相手は、AKB48軍団。ところどころに笑いをはさみつつも、試合は迫力のある場面が続いた。

今回話題になっているのは、AKB48軍団を率いていた「AKB48」の横山由依(25)の、光浦に対する容赦のない攻撃。横山が光浦の顔面に蹴りを入れて、光浦が倒れこんで泣き出すという一幕があった。

光浦と横山がリング上で見せた姿に、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

台本通りだとしてもやりすぎ?素人に加減は難しい?

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「靴にスポンジ仕込んであったとしても痛そう」
「演出にしてもやり過ぎ感あったよ。光浦、赤くなってて痛々しかったわ」
「素人同士はほんとに危ないよね。見てられなかったんだけど。台本だとしても、やりすぎ 」
「光浦さん、脳の手術してるから、顔付近はヒヤヒヤしたな」

”台本があるんだから問題ない”という考えは、古いものになっているようだ。視聴者はバラエティー番組に台本があって、それに沿った演出がされていることを知っている。その上で「台本があったとしてもやりすぎ」だと感じた人が多い。

いくら練習をしたところで、力の加減や攻撃する場所など、素人には難しいことが多い。痛々しい場面が続いただけだという印象を与えてしまったようだ。

また、光浦は2007年に脳の手術を受けていることを公表している。頭付近に何度も蹴りを入れられているところを見れば、心配になるのも無理はない。

収録後にどれほどのダメージが残っているのかは不明であるが、今のところは、目立った大きな怪我が報告されていないことは幸いである。

バラエティーなのに出演者に同情?めちゃイケ終了も納得?

今回のプロレス企画で身体を張った光浦と、悪役を演じることになった横山に、同情する声が集まっている。

「仕事とはいえ…お金を稼ぐって大変だな」
「ゆいはん(横山)ほんと気の毒と思った。露出過多の衣装に、下品なふるまい。ゆいはんの魅力ひとつもない企画」 
「光浦もAKBの子も、両方ともかわいそうだった。そこまでしないといけないの?」

”一般人より高給なのだから仕方がない”という、ドライな意見もあったが、仕事だとしても過酷すぎる点に同情したようだ。

笑いを提供する趣旨のバラエティー番組において、出演者に同情が集まることは演出として失敗と考える人からは、めちゃイケが放送終了することも当然だというコメントが見受けられた。

「こんなのが面白いと思って放送してるのが本当に怖い。そら低視聴率だわ」
「こういう企画があるから、めちゃイケ終わりで良かったって思う」
「テストやって人をバカバカと笑い者にしたり、暴力的に痛い思いさせて笑ったり。めちゃイケってこんなんばっかり」

出演者が身体を張って笑いをとる手法は、バラエティー番組では王道のスタイルである。

しかし、深刻ないじめ問題が顕在化してから、バラエティー番組でいじめを助長するような演出は望ましくないという考えが強まっている。

テレビがつまらなくなった原因は、視聴者が過剰にクレームを入れすぎるためだとも言われているが、時代は変化し続けている。時代の変化に対応できなければ、今度は時代遅れだとされてしまう。

バラエティー番組を制作することは非常に難しくなっているのかも知れない。

これまで様々な物議を醸しながら、22年間続いためちゃイケも今月で終わる。最終回がどう放送されるのか、視聴者の感想に注目したい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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