梅宮辰夫、大怪我でファンの前に登場 ネットでは「反応に困る」と賛否両論
俳優の梅宮辰夫(80)が15日、自身の生誕80年・芸能生活70年を祝う会を開催した。
しかし、ファンの前に見せた姿があまりに衝撃的とのことで話題となっている。いったい梅宮の身に何が起こったのだろうか。
30針縫うもディナーショーに登場は神対応か?称賛の声多数
15日、東京プリンスホテルで行われたディナー&トークショーだが、開演4時間前に会場入りしようとしていた梅宮はホテルの入り口で転倒。足がもつれたといい、コンクリの床に頭を打ち付けてしまったのだという。
その場に居合わせた関係者によるとかなり出血しており、血がポタポタと流れ出ている状態。すぐに車で病院に向かい、CT検査などを行った結果、開演1時間半前に「脳に異常なし」との結果が出たという。
会場では中止の案も出ていたものの、梅宮自身はやる気で、「ショーは予定通りやる」と断言。「這ってでも行く」とプロ根性を発揮し、本番に臨んだという。
ショーでは顔の半分ほどを絆創膏で覆い、痛々しい姿を披露したものの、自ら「笑っておくれ、この顔。ブサイクだけど、勘弁しておくれ」とネタにしたり、司会でお笑い芸人の山田雅人(57)から「まるでオペラ座の怪人のようですね」と言われると、梅宮も「情けないことになっちまったよ」と応酬するなど、始終明るい雰囲気が漂っていた。
梅宮にとっては不運なことだが、梅宮のプロ根性を再確認することのできる出来事となったが、この報道に対し、Yahoo!ニュースのコメント欄には次のような声が集まっていた。
「すごいプロ意識!記憶に残る80歳、60周年になりましたね」
「怪我してもやりとげるプロ意識!すごい!」
「ケガをジョークで笑ってくれがいいなと思った。心配してもらうより笑ってくれた方がいいって、みんなを気遣ってのことやろな」
「プロ魂凄い…。これぞ、梅宮辰夫!身体は衰えてしまっても、その年齢でその精神を保っていられるとは…なかなか出来るもんじゃない。カッコいいなぁ」
「無理しないで!と思いますがこの仕事があるからこそ結構な怪我でもこうやって人前に出る元気もあるし、80歳を感じさせないくらいお若いんですね。いつまでも元気でいて頂きたいと思います」
また、娘の梅宮アンナ(45)は翌16日に情報バラエティ番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に電話で出演。梅宮が以前から転びやすくなっていたことを明かし、「風邪ひかない、転ばない…と気をつけてたんですけど、若い人と違って、ちょっとの段差でも転んじゃうのが現状」と年ならではの悩みを明かしていた。
衝撃的な姿にネットから戸惑いの声も
しかし、顔に巨大な絆創膏を貼ってトークする梅宮の姿はあまりに痛々しく、衝撃的である。プロ根性と言えば聞こえはいいものの、年齢を考えると手放しに称賛できるものでもない。大けがをしたのにも関わらずディナーショーに出演することを決意したこと自体に懐疑的な意見も出ていた。
「これぞプロ?中止にしていいレベルだよ。見てるお客さんもリアクションに困っただろうね」
「心意気は分かるけど、ここまでだと逆に客が引くと思うが…」
「ファンは逆に心配になるよ…。事情を話して延期して、ベストな状態でやり直した方が良かったのでは?」
鍛えているとはいえ、梅宮ももう80歳。ファンからしてみればショッキングな姿だっただろう。
ネット上には梅宮の早い回復を祈る声が多く書き込まれていた。梅宮の早い回復を祈る。
福田綾子(ふくだあやこ)
フリーのウェブライターで主にエンタメ記事を手掛ける。映画、小説、ドラマ問わずさまざまなジャンルに精通。ネットサーフィンで情報を収集して旬の話題を見つけ、読者の目線に立った記事を執筆する。