欅坂シングル『ガラスを割れ』ミリオン突破も「アイドルらしくない」の声
今月7日に発売された『ガラスを割れ』(欅坂46)が発売2日で出荷枚数101・1万枚を記録したことがわかった。
シングルでは、2006年に発売された『千の風になって』(秋山雅史)以降、AKB48・乃木坂46の2グループしか達成していなかった「大台」突破に、メンバーからは喜びの声が上がっている。
発売初日に63・9万枚を売り上げ、オリコンシングルランキング (デイリー)で首位につけた『ガラスを割れ』。勢いそのままに、同グループとしては初となるミリオン達成となった。
キャプテン・菅井友香(22)は「自分たちの想像以上に多くの方々に聴いていただけていると思うと本当に幸せです」とコメント。
Twitterでは同グループのファンからの「ミリオン達成早いな〜!」「ミリオンおめでとう!!!」などと、祝福の声が投稿されていた。
欅坂46の曲は「いつも攻撃的」意見も
一方で、一部ネットユーザーからは批判的な意見も寄せられていた。女性向け掲示板「ガールズちゃんねる」では、以下のような反応が見られた。
「なんでいつもそんな攻撃的なの?」
「いつも暑そうな衣装着てるね」
「前髪垂らして鋭い眼光キラーン……飽きた」
「ガラスを割ってはいけません」
「たまには可愛いアイドルらしい曲も作ってあげればいいのに」
「この歌なんか変な歌だよね」
「どこ目指してんの」
「次は盗んだバイクで走り出すのか」
「結局『中二病』っぽい」
同グループの楽曲は、AKB48や乃木坂46等のものと比べると「若者の主張」を貫くような、攻撃的な雰囲気があるものが多いとされる。そういった独特な雰囲気が支持を集めている理由でもあるだろうが、流石に「飽きてしまった」人もいる様子だ。
根強い「握手会頼り」のマーケティングへの批判
また、同掲示板では欅坂46だけでなく、AKB48など、「握手会」への参加券をCDの特典として用意することで売上枚数を伸ばしているグループへの批判も。
「記憶より記録の曲になりそう」
「で、このCDもすぐに割られるんでしょ」
「握手券禁止になればいいのに」
「一部の人が頑張って買っただけ」
「もううんざり」
「握手券とかついてるんでしょ」
「握手券汚い」
昨年のCDシングル売上ランキング(オリコン)を見てみると、1〜4位がAKB48、5~7位が乃木坂46、8・9位が欅坂46という結果になっている。10位以降にもSKE48・NMB48などのグループがランクインしている現状に不満を抱いている方は多いようだ。
文・小森ミタカ
フリーライターとしてエンタメを中心に様々なジャンルの記事を執筆。話題のニュースを「いち早く」「わかりやすく」伝えることを目標に日々活動している。