サンドウィッチマン、東北復興に4億円!7年間寄付を続ける2人に賞賛の声
お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の2人が、2018年2月12日に放送された『ビビット』(TBS系)に出演。放送内で東北の復興支援のために4億円を寄付したことを明かした。
番組では、サンドウィッチマンのこれまでの活動を特集。2人の故郷は宮城県仙台市で、2011年の東日本大震災が起きた当日、2人は大きな被害を受けた気仙沼市でロケをしており、彼らもまた被災者であったとのこと。
2人は震災の起きた7年前からライブの売り上げなどを復興のために寄付し続けており、その累計金額が約4億円にのぼることが紹介された。
活動内容について伊達みきお(43)は「全国の人たちを東北に呼び込むことを中心にしています」と説明して、富澤たけし(43)は「僕らが頑張れば、仙台でもロケとかやってくれるじゃないですか。そしたら、仙台がどんどんメジャーになっていくし」と、故郷への想いを明かした。
番組で紹介されたサンドウィッチマンの活動に、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
すごい!尊敬する!好きで良かった!!
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「4億はすごい!素晴らしいとしか言えない!!」
「ワル顔だけど、意外に良い人なんだよ」
「東北愛を感じるわ。尊敬する。実力もあるし、人柄もいいし。好きだわ」
「見た目は怖いけど、ネタは面白いし心は優しいし、素晴らしい人たちだね!」
「サンドウィッチマンのファンで本当良かった」
4億円という多額の寄付金に驚き、それだけの寄付をした2人の行動が絶賛されている。
郷土愛を感じられる活動を讃えるだけでなく、本職のお笑い芸人としての実力も認められていることがよく分かる。
また、寄せられたコメントの中で、ファンからの”好きで良かった”というコメントが印象的である。
誰かを応援するときに必ずしも見返りを求める訳ではないが、そこで幸せを感じられれば”これからも応援したい”という気持ちになれる。サンドウィッチマンのライブでネタを見て笑って楽しみ、更にチケット代が寄付に繋がっているという幸せの連鎖が温かい。快進撃を続ける2人の人気の理由が分かる気がする。
継続こそが本当の支援?寄付金の使い道は大丈夫?
サンドウィッチマンの活動から「支援とはなにか」ということや「寄付」についても意見が交わされている。
「継続的な支援を続けられるのってすごい」
「こうやって何年も経ってから話題に上がってくることが、真の意味での”復興支援”になると思います」
「震災後すぐに寄付する人はたくさんいたけど、何年にもかけてやり続けるって本当にすごい」
「累計4億ってことが、続けることがどれだけ大事か伝わった」
「寄付って何に使われてるのか分からないから、私がお金持ちならそれぞれの家庭に現金手渡しであげたい」
「何に使われてるのか全くわからないのが残念。寄付金が有効に活用されるのかが心配」
サンドウィッチマンの活動が絶賛された真の理由は、寄付金の金額だけでなく、”活動を継続している”ことにあるようだ。
震災が起きてすぐに、芸能人が被災地を訪れたことが何度かニュースになった。もちろん、顔を見れたことで勇気づけられた人もいるだろう。この人がボランティアに参加しているのなら、自分もやってみようと考えた人もいるだろう。
しかし、一時的なものでは救えないことの方が多い。時間が経てば過去の出来事になってしまいがちであるが、被災地で暮らす人たちの生活は簡単に元通りになる訳ではないし、忘れることもないだろう。
”忘れられていない”と実感できることの方が心強く、それこそが本当の支援なのかも知れない。
また、”寄付”そのものについても意見が交わされている。
集まった寄付金がどう使われるのか、本当に支援が必要な場所に届いているのかを考えることも重要である。サンドウィッチマンの活動が話題になったことは、単に寄付するだけでなく、その使い道について再考する良い機会にもなっているようだ。
これからもサンドウィッチマンの活躍と共に、震災を風化させないための本当の支援の輪が広がっていくことを願いたい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。