ベッキー、初主演決定も期待0?ゲス不倫から2年経っても許されない理由
2018年1月29日にタレントのベッキー(33)が、BSジャパン(テレビ朝日系BSデジタル放送)で4月にスタートするドラマで主演を務めることが分かった。
ベッキーが出演するドラマのタイトルは『くノ一忍法帖 蛍火』で、同ドラマでベッキーは外国人の血をひく女忍者を演じる。
ベッキーの連続ドラマ主演は2006年に放送された『アンナさんのおまめ』(テレビ朝日系)以来12年ぶりで、時代劇への挑戦は初めてのことになる。
ベッキーが時代劇で主演を演じることに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
なんでベッキー?炎上目的?
Yahoo!ニュースのコメント欄には、このような声が寄せられている。
「ほかにいくらでも代わりはいるし、一歩間違えれば苦情は来るだろうしなぜ無理して使うの疑問」
「もう終わった芸能人。旬の過ぎた食材をなぜ今更使うのか。誰も食べたくない」
「ベッキーに対する嫌悪感は根付いてるから視聴率はさほど上がらないだろうな」
「まさに炎上商法。叩かれても、話題性が欲しいんだろ。もう普通にテレビで見たい顔じゃない」
せっかくのドラマ主演決定も、楽しみだというコメントはまったくみられず、批判的なコメントが並んでいる。
ベッキーを抜擢したことも、炎上目的の話題集めだとまで言われてしまっている。
ベッキーに厳しい目が向けられるようになったきっかけは、2016年1月に発覚した不倫騒動にある。出演していた番組とCMを全て降板して活動休止状態になってからもう2年が経つが、世間はまだベッキーを受け入れる状態にはなっていないようだ。
不倫が原因ではない?なりふり構わない姿勢も微妙?
ベッキーの不倫が発覚してから、立て続けに著名人らの不倫疑惑が報じられて、厳しい目が向けられてきた。
しかし、過剰に叩く姿勢には少しずつ疑問の声があがりはじめた。先日の不倫疑惑報道から引退を発表した小室哲哉(59)には、本人も体調が良くないなど特殊なケースではあるが、同情の声の方が多かったくらいである。
”才能をつぶすまで私生活を責める必要はない”と不倫に対する風向きが変わりつつあるのに、なぜベッキーはいつまでも許されないのだろうか。
「不倫のせいじゃなくて、会見で平気で嘘ついてそれを裏でせせら笑ってたのが一番の原因」
「真面目さ誠実さ綺麗ごとを全面に押すスタイルでやってきて、発覚時に裏ではファンに不遜で不誠実な態度、言動取っていたのが明るみになっちゃったからね」
「好感度だけがセールスポイントだったのに、不倫だけならまだしも性根の悪さが露呈してしまった」
不倫騒動前のベッキーの一番の売りは”好感度”であったと考えているひとが多いことが分かる。
不倫についてはベッキーは当初、相手が既婚であることを知らなかったのだ。もちろん既婚であることが分かった時点で別れを決断できなかったことは悪いが、同情の余地があったように思われる。
しかし、表向きは会見を開いて不倫を否定したものの、後の流出したLINEで裏では報道をあざ笑うような裏切り行為が判明してしまった。
俳優やミュージシャンであれば、演技や音楽を売りにしているため私生活でのイメージダウンがあっても挽回の道があるが、好感度勝負のベッキーの失ったものは取返しのつかないものであったようだ。
厳しい状態が続く最近のベッキーの仕事ぶりにも疑問の声があがっている。
「自分を活かして復活したいなら、やはり民放地上波でバラエティで勝負では?」
「もうなりふり構わないで、なんでもやります的なキャラ設定もイヤ」
ベッキーが窮地にあっても引退をしなかったところをみると、なんとしてでも仕事を続けたいという意欲を感じるが、なりふり構わない姿勢には痛々しさがつのる。なんでもする姿勢は健気であるが、見ている方もなかなかに辛いのである。
以前のような好感度を取り戻すことは不可能であっても、なにか違う形で存在感を示すことはできないのだろうか。今後の活動と目撃したひとの感想に注目していきたい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。