こじるり、千葉愛を炸裂させるも埼玉県民からは「嫌いになった」の声多数
16日放送の日本テレビ系バラエティー番組「踊る!さんま御殿!!」に千葉出身のタレント・「こじるり」こと小島瑠璃子(24)が出演し、千葉愛を炸裂させたことが話題となっている。
この日の番組は、神奈川県、千葉県、埼玉県の3県を比較し、それぞれの良さを語るべく各県出身芸能人が出演する内容だった。
小島は、「埼玉に行かないで、人生って終えられると思うんですよ。」、「千葉に来ないで人生終えられる日本国民はあんまりいないと思うんですよ。」と千葉愛をヒートアップさせた。
これに対し、埼玉出身の夏菜は怒りをあらわにしていた。
他の県をディスるのはダメ!
この小島の発言に対し、ネットの掲示板ガールズちゃんねるでは以下のような声が多く上がっていた。
「そんな事言っちゃダメ!」
「勝手に千葉愛しとけよ。埼玉をディスる必要ないだろが!!!」
「なんとも思ってないのにそうやって煽るのやめて。埼玉より。」
「観てたけど、他の出演者が必死に自分の県を擁護しているのに対して、コジルリは相手の県を真面目にこき下ろしていたよね。」
「この子はなんで他の人が不快になる事しか言えないの?」
自分の出身県を愛する気持ちをアピールして良さを広めるのがつとめだが、小島は他県の悪い部分を出すことで千葉県をアピールするという方法をとってしまったため、多くの埼玉県民を敵に回すだけでなく、千葉県のイメージも落としたと非難が集中している。
そもそも番組の企画が悪い
小島の発言は仕方ないという、以下のような意見も見られた。
「そもそも、こういう都道府県でディスり合うテーマとかヤダ。」
「埼玉も千葉もいい所だよ。お互い悪く言われたら良い気はしないよね。テレビが悪い」
「番組の趣旨がそういう感じだったから、そこだけ取り出して書くのは違うと思う。みんな同じようなこと言ってたし、それで盛り上がっていた番組だから、この発言だけ見て批判されるのはかわいそう」
「取りあげられる県なだけ東北よりマシだよ、この地域限定テーマ、東北住みからしたらつまらない、関東ローカルでやれ」
「いつも思うんだけどさ、さんま御殿然り、ケンミンショー然り、夜更かし然り。一般人が思ってもいない県民バトルを煽って楽しい? 盛り上がっているのは番組に出ているタレントだけであって視聴者は冷めた目で見ている。」
確かに埼玉県をディスるのは良くないが、番組の企画自体がそれを狙ったものでもあったと思われ、番組の狙い通りに発言したこじるりは正しいという意見も多々見られた。
近年テレビでの発言が問題となるケースは、ほとんどが相手となる人や対象をディスることだ。ディスった意図が無くても結果的にディスられたと感じる人がいる以上、公共の電波にのせるべきではないというのが大方の意見だ。
今回の件は、人ではなく県が対象だったので、それほど大問題とはなっていないものの、今こそ人や対象をディスらずに楽しませてくれる番組が求められていると言えるのではないだろうか。
渡海ひなた(わたるみひなた)
芸能ライター/旅を愛する自由人。日々得意の芸能ネタ探しも欠かせないライフワークのひとつ。どちらかというと、毒舌コメントよりも人の心を温かくするハートウォーミングなエピソードを好む。