香川照之、片手間でタレント志望の東大生に喝!「説得力がある」との声多数
1月12日放送『ぴったんこカン・カン』(TBS系)で、俳優の香川照之(52)が、東京大学の在学生に対し、痛烈な言葉を浴びせる一幕があった。
同番組では、司会の安住紳一郎アナウンサー(44)が紹介したい香川の後輩として、河野玄斗さんのプロフィールを紹介。
河野さんは『さんまの東大方程式』(フジテレビ系)などのバラエティ番組に出演したり、「第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」では、17,293人の中からベスト30にまで選ばれたイケメン。
しかも、医学部在籍中に昨年の司法試験に21歳にして最年少で一発合格したことから、「神の最高傑作」のあだ名がついているという。
バラエティ番組に出演している理由については、「タレントとして活躍することで本業の宣伝につながる」、「バラエティ番組やクイズ番組で活躍しながら、医療訴訟を扱う弁護士をすることが今の現実的な目標」とプロフィールには書かれていた。
香川はこのプロフィールを見て、芸能界は甘いものではないと思ったからか、「バラエティ番組とかクイズ番組が、片手間でできると思ったら大間違いだぞ!」と激怒。
このやりとりの後、実際に張本人の河野さんが登場し、東大医学部と司法試験の両方に合格したことについて、「ありがたいことに、どっちも出来るだけの才能を与えてもらえた」と感想を述べたが、香川は「1周してバカですよ!」と厳しいツッコミを加え、笑いを取っていた。
香川照之だからこその説得力
女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、香川の発言に納得したという意見が多い。
「できるんだろうけど、自分に自信を持ちすぎて、医者や弁護士の仕事を軽くみそう」
「俳優業も歌舞伎も(Eテレの番組で扮している)カマキリ先生も全力投球で、すげーなと思うわ」
「私は逆にバラエティやクイズ番組に出ている弁護士や医者に、自分の訴訟や手術を依頼したくないな」
「最後に、安住アナに『ちなみに香川さんはこれくらいの歳は何してました?』って聞かれて、『麻雀してました』って答えてオチがついてた。香川さん優しい」
東大卒という看板は俳優の世界では通用せず、二世タレントと揶揄されたこともあって、『半沢直樹』(TBS系)で大ブレイクするまではさまざまな苦労があっただろうと推測されるだけに、この言葉には説得力があるということだろう。
また、一つの分野で確立した後に他の分野に進出するならまだしも、最初から複数の分野で活躍できるという考えが甘いということであろうか。
今のバラエティ番組なら片手間でも可能?
一方、今のバラエティ番組はなめられても仕方がないのではないかという意見や、俳優の人も気軽にバラエティ番組に出演しているという意見も多い。
「歌舞伎と俳優は別じゃないってことか」
「バラエティなんか片手間でやってる奴らが大半でしょ」
「歌舞伎役者の人もクイズ番組出たり俳優業やってるじゃん。それは片手間じゃないの?」
今や朝から夕方まではほとんどが情報番組で埋め尽くされているため、医者や弁護士の出演も多く、実際に知名度アップに利用しているケースも多い。
司会側ならさすがに無理だろうが、今やコメンテーター側ならできると簡単に思われても、仕方がないのかもしれない。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。