高樹沙耶、自分を叩くコメンテーターに嗚咽も自業自得の声相次ぐ
元女優の高樹沙耶(54)が、12月29日放送『バイキング・ザ・ゴールデン 坂上忍が2017年ニュースの主役を直撃!~あの騒動の真相&裏側 初告白SP~』(フジテレビ系)にVTR出演。
かつて同番組で自身が糾弾されていた放送を観て、大きなショックを受けたと語った。
高樹は2011年10月、長年レギュラー出演していた『相棒』(テレビ朝日系)を突然降板した後、芸能界を引退。
2016年5月には医療用大麻の解禁を訴えて参院選へ出馬したが落選した後、同年10月に大麻所持の現行犯で逮捕された。
今年4月に大麻取締法違反(所持)で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。
現在は石垣島でロッジ経営を再開している。
バッシングを目の当たりにしてショック
当時は自身の報道を見たり聴いたりすると体が震えるなど、精神的に支障をきたすためか、ワイドショーなどは観ていなかったという。
しかし、判決翌日にたまたま『バイキング』を視聴した際、そこではパネラーの中尾彬(75)が「誰も応援してない」、MCの坂上忍(50)は「身勝手なおばさんにしか映らない」と切り捨てている様子を目の当たりにしたという。
高樹は当時の心境について、「テレビでどういうふうに扱われたのか見とかなきゃって……。『私ってこんな嫌な女だったっけ』と嗚咽……嗚咽ですよ」とかなりのショックを受けたことを明かした。
さらに「芸能界に友達は少なかったけれど、17歳から仕事をしていた。もうちょっとだけ応援してくれる人がいても……」と、悲しかった心境も語った。
YAHOO!ニュース掲示板では、出演者を含めて世間の声が厳しかったことについて、当然という意見がほとんどである。
「大麻常用した人を応援する人はまずいないだろう。芸能人で応援したら自分も疑われるよね」
「それまで応援してきた人達を全て裏切ったのは自分自身。恨み辛みが出てくるようでは全然反省なんかしていない」
「たしかに芸能人のコメントって、池に落ちた人を追い討ちかけるコメントばかりだよね。見てて気分悪くなることも多い」
「たしかにもうちょっと応援してくれる人がいてもなあ、この件に限らずテレビはすぐ手の平返す」
女優時代に一緒に仕事してきた人が多いとはいえ、特別の事情や同情する余地がないにもかかわらず、犯罪行為を擁護するという人は、ほぼいないだろう。
今後更生できるか、不安も…
また、今回の放送で大麻を使用した理由について、高樹は「親しらずを抜歯した後、痛みと腫れが10日以上続いたために試した」と明かした。
しかし坂上は、「どんな理由があろうと、推進してる人だからこそ使用したら、何を訴えたところで僕の耳には入りません!」と一刀両断した。
「高樹沙耶さん自身が医療大麻を必要な患者ならば話は違ったでしょう。健康な人が使えば麻薬」
「色々と綺麗事言っているけど自ら吸引しといて何が医療大麻だ。彼女の行為は真面目に活動していた人にも打撃を与えた」
「痛み止めと称し常用してハマっちゃっただけじゃん。今更泣こうが何の同情の余地無いでしょ。歯が痛かったら歯痛の薬だろ」
現在は石垣島でロッジの経営を再開しているが、逮捕前と大きく考えや環境は変わっていないようにも見え、多くの視聴者にとって納得のいかないインタビューとなってしまったようだ。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。