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NHK紅白、安室奈美恵の出番は1曲 過剰な安室叩きに同情の声

出典元:第68回NHK紅白歌合戦 公式サイト

2017年12月29日に、大晦日に放送される『第68回NHK紅白歌合戦』の出番と曲目が発表された。

先日、特別枠での出演が決定して話題になった安室奈美恵(40)は「Hero」を、桑田佳祐(61)は「若い広場」を歌う。歌唱順は、全体で43番目の氷川きよし(40)と、44番目の紅組のトリである石川さゆり(59)の間。安室、桑田の順で登場するとのこと。

安室が歌う「Hero」は、NHKのリオデジャネイロオリンピック関連番組の主題歌。桑田が歌う「若い広場」は、今年前期に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『ひよっこ』の主題歌。両者共にNHKの番組を彩った曲が選出された。

安室と桑田の歌唱順と曲目が発表されたことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

1曲だけ?出演時間20分で叩かれたのって……

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「安室1曲だけ?もっと歌うのかと思ってた」
「20分っていうのはデマだったの?」
「安室奈美恵の枠は20分って叩きまくられてたのはなんだったんだ!?」
「20分も枠を取ってるなんて何様のつもりだ!受信料返せ!と叩いてたひと、今どんな気持ち?」
「安室ひとりで20分じゃなくて、桑田と合わせて2人で20分かな?叩かれた安室がかわいそう……」

安室の曲目が1曲だけであることに注目したひとが多いことが分かる。

今月20日に安室の出演が発表されたあとに、一部報道で安室の持ち時間は20分とも言われていた。他の出演者をないがしろにするような異例の出演時間に批判が集まり、その批判は安室に向けられる事態に……。1曲だけであれば20分も時間をとることはないだろう。この件で叩かれてしまった安室が非常に不憫である。

安室の出演が決まっただけの段階では、なにが歌われるのだろう?バラードも感動するけどダンスが見たい!などというコメントが集まり、期待が高まっていた。曲が決定すればまたそれで盛り上がれたはずが「結局1曲だけか」という印象になってしまったことは残念である。

安室叩きはNHKの引っ張りすぎが原因?

安室が批判を受けることになってしまった原因や、紅白の演出についてもコメントが集まっている。

「1曲しか歌わないのなら特別枠でもなくて、普通に紅組で出場したらよくない?」
「騒がれすぎてもういいや……」
「会場で歌わないのに無理やり出場させる意味ってあるの?」
「紅白の特別枠っていつから出来たの?もう歌合戦でもないし、なんだかなぁ」
「引っ張って引っ張ってやっと発表するようなことしなかったらいいのに。普通に発表して普通に出てくれたら楽しめた」
「最初から安室ちゃんを特別扱いしなかったらこんなことにならなかったのに」

今年9月に安室が来年の9月で引退することを発表してから、NHKは安室の紅白出演を熱望。早い段階から出演交渉中であることを公表して、期待感を煽っていた。しかし、いざ出演決定が発表されたときには、出演は最初から決まっていたことで、話題を集めるために引き延ばして発表したという冷めた印象のコメントが目立った。

この過剰な特別扱いから出演時間についての憶測が生まれたとも考えられ、NHKがもったいぶらなければ、安室叩きは防げたのかも知れない。騒がれ過ぎて疲れたという意見が出ることも納得である。

放送前には色々あったが、放送後に「やっぱり紅白を見てよかった」という感想を、どれだけみることができるだろうか。今年の紅白はどのように評価されるのか、視聴者の感想に注目したい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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