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本田真凛の「ポスト浅田真央」メディアの過熱ぶりに批判集まる

出典:日本スケート連盟公式サイト「本田真凛」プロフィール

2017年12月24日に行われたフィギュアスケート全日本選手権に出場した本田真凛(16)の発言が話題になっている。

来年、韓国で行われる「平昌五輪」の代表選手を決定する今大会で、本田は女子ショートプログラムで6位。フリーで巻き返しを狙ったが、総合順位は7位という結果に終わった。

演技後に本田は「自分が目指していた演技ができなかった。緊張して思うように滑れなかった」と、悔しさをにじませた。「自分がやってきたことに間違いがあったのかなと思った。確認して今後につながるように改めて頑張りたい」と、改善点を振り返り「気持ちの整理がついたらまたスケートを頑張りたい」と、語った。

平昌五輪の出場が叶わなったことから、4年後について質問を受けると「自分が描いてきたスケート人生とは今日で変わっていくなと思うけど……今はあまりスケートのことが考えられない……けど、考えていきたいなと思います」と、涙に声をつまらせながら答えた。

本田の発言に、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。

頑張れ!まだ若い!

ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。

「まだ若いんだから次頑張れ!」
「生まれて初めての人生の挫折か……頑張れ!これからだよ!」
「フィギュアは10代でピークを迎える選手が多いからここで五輪を逃すと次どうなってるかわからないからね。でも頑張ってほしい!」
「これだけ華がある選手は滅多にいないと思うし、まだまだ若いから頑張って!」
「ここでそういう経験を出来たことはある意味ラッキーだよ。早く気付けて良かったね。練習頑張れ!」

良い結果が得られずに終わり、悲痛な表情をみせた本田に激励のコメントが並んでいる。

オリンピックは特別なもので、一度出場が叶わなければ次のチャンスは4年後になる。身体的なピークや、競技に勝つというメンタルがどこまで続くのかを思えば、4年は過酷である。

とはいえ、本田はまだ16歳。厳しいことも多いと思われるが、激励の声が多いことが励みになってくれたらと願う。これからの活躍に期待したい。

特別扱いは間違い?勘違いさせた?

本田を追い詰めたのではないかという原因についても意見が集まっている。

「メディアにもてはやされてこの子も気の毒。頑張って技術を磨いてほしい」
「この子はある意味メディアの被害者だよね。実力が無い訳では無い。それ以上に持ち上げられて本人も勘違いしてしまった」
「妹がお姉ちゃんをすごい持ち上げてたから、どんなにすごい子なのかと思ってたから肩透かし。これだけ持ち上げられてるのは、妹が有名だからってこともあるのかな?」
「プロの選手として他の選手と平等に扱って欲しい。本人のためにも」

オリンピックを目指していたのは本田だけではない。本田だけを特別扱いして、持ち上げているような雰囲気を作り上げてしまっていたメディア側の姿勢を問題視するコメントが寄せられている。

本田の愛らしい容姿、また、妹が有名子役ということもあり、本田を知るひとは多い。知名度のある人物や、話題の人物に注目が集まることは当然である。知っているからこそ応援したいという気持ちが生まれることも自然ではあるが、過剰になりすぎては負担になる。本田はあくまでもいち選手であるということを、考慮する必要があるようだ。

応援と期待に応えてこそ日本を代表する選手とも言えるが、強要するものではない。タレントではなく選手であるということを尊重して、本田の今後の活躍を静かに見守り、応援したい。

鳥井ハニ(とりいはに)

フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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