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「可愛そう…」長澤まさみ、月9に起用されるも同情の声が多い理由って?

出典:東宝芸能株式会社オフィシャルサイト

女優の長澤まさみ(30)がフジテレビの月曜21時ドラマ枠、通称「月9」に、2018年4月から起用されることが決定した。

タイトルは『コンフィデンスマンJP』。長澤はさまざまな業界の欲望にまみれた人間から大金をだまし取る詐欺師のリーダー役で、毎回コスプレが見どころだという。

長澤が同枠の主演を務めるのは、2007年4月から放送された『プロポーズ大作戦』以来、11年ぶりとなる。

早くも期待の声が高まる

共演は『あなたのことはそれほど』(TBS系)で話題となった東出昌大(29)や、2016年NHK大河ドラマ『真田丸』での共演もある小日向文世(63)。

また、脚本はドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ系)や、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』などの古沢良太が手掛けるとあって、女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、早くも期待の声が多く寄せられている。

「スタイル抜群の2人のいろんなコスプレが見れるだけでありがたい。(2018年1月開始の)『海月姫』飛び越して宣伝早いね」

「古沢良太さん脚本だからとりあえず初回は観る!」

「長澤まさみと東出昌大のいろんな変装すごく見たいんだけど。絵になりそう」

「小日向さんが面白いキャラと予想」

「東出昌大はヘタだけど、あの変な雰囲気にハマればハマるからなー。映画『桐島、部活やめるってよ』や『ごちそうさん』(NHK総合)、映画『寄生獣』や『あなそれ』は良かったし。楽しみにしとく」

かつては映画『世界の中心で愛を叫ぶ』などで正統派のヒロインという役柄が多かったが、後に映画『モテキ』やドラマ『都市伝説の女』(テレビ朝日系)でコメディタッチの役柄もこなし、『真田丸』では場をかき乱す役として賛否両論となり、話題を呼んだ。

多くの人は、『リーガルハイ』のようなテンポの良いコメディ―ドラマを期待していると思われる。

看板枠「月9」の復活なるか?

同記事では、局内で早くも期待の声が高いと言われているが、ヒット作を是が非でも出したい事情があるものと思われる。

月9ドラマの30周年にあたり、豪華キャストで臨んだ『貴族探偵』は平均視聴率が8.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と振るわず。

続いて放送された『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』は14.6%と堂々の成績を残したが、これは人気ドラマの続編である。

現在放送中の篠原涼子(44)主演の『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』は初回が9.0%だったが、12月11日放送では5.3%まで下落してしまった(18日放送は7.0%まで上昇)。

その他、福山雅治(48)や桐谷美玲(28)、有村架純(24)など人気俳優を起用するも、視聴率的には思わしくない状況が続いている。

以前のように視聴率が高くないとはいえ、今でもフジテレビドラマの看板枠であるため、失敗した時はより注目されてしまい、起用される俳優側にとっても難しい枠となってしまったと言える。

「月9ありとあらゆる女優使ってるけど、視聴率悪いままだよね、ずっと。低視聴率女優のレッテル貼られる被害者になる女優が増えてる感じ……」

「なんか可哀想。最近、月9てあまりいい作品ないよね」

「月9とかよく引き受けたな」

最近はキャスティングもさることながら、ドラマの内容自体がすぐにSNSなどで拡散される状況のため、深夜の番組でも人気を得る場合や、ゴールデンタイムの放送でもつまらないとすぐに評判が広まってしまう。

1月からは芳根京子(20)主演で映画化もされている『海月姫』がスタートするが、再び月9が復活する日がくるのか、今後もチェックしていきたい。

 

真島リカ(まじまりか)

ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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