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2018年1月期ドラマにジャニタレ4本主演で「もう観たくない」の声多数

出典元:テレビ朝日「BG 身辺警護人」

2018年1月期のドラマが続々と発表される時期となったが、主役にジャニーズ事務所所属のタレントが続々と起用されることが明らかとなった。

プライムタイム(19時~22時台)に放送される連続ドラマは、以下のとおりとなっている。

木村拓哉(45)主演 『BG~身辺警護人~(仮)』(テレビ朝日系)
松本潤(34)主演 『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS系)
亀梨和也(31)主演 『FINAL CUT』(カンテレ制作・フジテレビ系)
山田涼介(24)主演 『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)

テレビ東京を除く民放キー局すべてで起用されており、10月開始のプライムタイムに放送されている連続ドラマが、櫻井翔(35)主演の『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)の1本だけであることを考えると、大幅増と言える。

ジャニーズ偏重に批判が相次ぐ

これまでもジャニーズタレントは主役級の起用は多かったが、同時期にここまで集中するのは異例とも思われる。

YAHOO!ニュース掲示板では、ジャニーズ偏重となっているキャスティングと思われる状況に対し、不満を持つ声が多くあがっている。

「またもやドラマ離れが進みそうなキャストですね。テレビ局の弱さが見えすぎてて嫌」

「SMAP騒動で事務所が考えてるよりもアンチが増えたから焦ってるのかもしれないけど、もう少しやり方を考えないと本当にダメになると思う」

「こんなにジャニーズが主役を張るドラマがあるが、当たりは何本あるだろうか」

「ジャニーズタレント嫌いじゃないけど、ワンクールにこんなに使わなくても……。裏に何かあると勘ぐってしまう」

主役のスケジュールをかなり前から押さえておく必要があるため、昔からキャスティング先行となるケースが多いと言われているが、主役にこれだけ多く起用されるのは、もちろんジャニーズタレントに人気があることの証明であろう。

主役で視聴率は取れない時代?

ただ、ジャニーズタレント目当てでドラマを観ようとする人は、今や減ってきているのではないかと見る向きも多い。

「ジャニーズ使っても今の時代視聴率が確実に取れるわけではない。若手俳優が伸びて来て脇をベテラン俳優さんに固めてもらい、助けてもらわないときついんじゃない?」

「こんなにジャニーズを主役に持ってきて俳優一本でやってる人達だって面白くないだろうね。(中略)みんながジャニーズ見たい訳じゃない、ただのドラマファンだって不快なんじゃないの」

今回は前述の4本ともオリジナル脚本ではあるが、マンガや小説が原作の場合、キャスティング先行になってしまうと、原作のファンから批判を受けることが少なくない。

10月開始のドラマで高視聴率の『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)や『相棒 season16』(テレビ朝日系)は、内容の面白さで着実に固定客をつかんでいる。

また、役所広司(61)主演の『陸王』(TBS系)は、原作の良さとキャスティングがピッタリとの高評価を得ているようだ。

人気のタレントを多く起用した1月開始のドラマとなるが、果たして人気と面白さの両方が兼ね揃えられた作品となるのか、大いに注目していきたい。

 

真島リカ(まじまりか)

ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。

編集部
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女性の生活スタイルやキャリア、社会的課題における有益な情報を提供したい。

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