武田鉄矢、タレント2世への苦言に賛同の声!同席したヒロミに注目も
2017年10月22日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演したシンガーソングライターで俳優の武田鉄矢(68)の発言が注目を集めている。
番組では不祥事が続く2世タレントについてトーク。武田は2世の芸能界入りについて「俺たち、自分の子どもをこっちに引き寄せない方がいいんじゃないかな?」と、疑問を投げかけた。
ものまねタレントの清水アキラ(63)の息子で、覚せい剤使用で逮捕された清水良太郎容疑者(29)と、俳優の橋爪功(76)の長男の橋爪遼被告(30)の薬物事件をあげて「皆さんは実力のある方だから、これは俺のことだと思って聞いてほしいんだけど、俺は運が良くてここに来てますわ。特に俺の芸能生活は8割以上が運です。その運が子どもに遺伝するとは思えない」と、語った。
芸能人が自分の子どもを芸能界に入れてしまうことは、自分の才能が受け継がれていると勘違いしてしまうことが原因ではないか?と、問題点についても言及した。
武田が番組で2世タレントへの苦言を呈したことに、ネットにはどのような声が寄せられたのだろうか。
親は子どもに甘いものだけど……正論!
ネット掲示板ガールズちゃんねるには、このような声が寄せられている。
「ほとんどの親は我が子に何か才能あると思ってるでしょ」
「良い事言う!武田鉄矢は好きではないけど、一理ある」
「何の才能も無い親も子どもには才能があると思ってる」
「視聴者は正論だとうなずいてると思うけど、たいていの親はうちとは関係ない話だとスルーしたりして……」
武田の発言に同意するコメントが多い。”才能が受け継がれていると信じることが勘違い”だという部分に納得したひとが多かったようだ。
親が自分の子どもの才能を信じるのは当たり前、親の気持ちはわかるというコメントも多いが、過度な期待がいい結果ばかりを生むとは限らない。
難しいところではあるが、どこかで冷静な部分が必要だとして、武田の発言が響いたのかも知れない。
ヒロミはなにを思った?やっぱり2世はダメ?
武田と一緒に番組に出演していたヒロミ(52)が気になったというひとも多かったようだ。
「ヒロミその場にいたけどどう思っただろう。隣にヒロミがいてヒヤヒヤした」
「隣りに座ってたヒロミ、バツの悪そうな顔してたよ」
「実際、二世タレントは努力してない、その親は努力してるってのがほとんどだからね」
「不祥事起こすのはどれもこれも七光りなしには絶対に芸能界に入れなかったタイプ」
武田が2世の芸能界入りに苦言を呈している間、自身の子どもも俳優として活動しているヒロミは、”うちは厳しくしている”と言いつつも、どこか気まずそうな顔をしていた。
たまたま親が著名人だっただけのこと、たまたま親と同じ道を志しただけで、努力している2世タレントや2世俳優ももちろんいる。
しかし、2世タレントや2世俳優が不祥事を起こして、親が謝罪会見を開くということが、これまで何度ニュースになったことだろう。
親が子どもに期待をかけて、子どもが自分と同じ道を進みたいのであれば協力したいと想う親心は分かるが、進路を選ぶときには、これまでどんな問題があったかなどを考慮することも大切である。
芸能界は特殊な世界であるために、更に慎重になる必要があるのかも知れない。
世間の2世タレントや2世俳優への目が厳しくなって久しいが、芸能界にいるサイドからこのような苦言がでたことで、意識改革などの良い影響があることを期待したい。
鳥井ハニ(とりいはに)
フリーライター/「旬でなければネタじゃない」をモットーに、芸能ニュースを中心に執筆。世の中の関心事をすべて拾い尽くすことを自分に誓い、ワイドショーやバラエティー、ドラマのチェックは365日欠かさない。