藤本美貴、「モー娘。時代の曲や衣装は嫌だった」発言に昔のファンへの裏切りと批判集中
タレントの藤本美貴(32)が7日放送のバラエティ番組『俺の持論』(テレビ朝日系)に出演し、アイドルとして活動してきた時期の不満について暴露した。
同番組は自分が持つ主義主張をプレゼンするという内容で、MCのハライチ・澤部佑(31)から今まで持論を発表したことがあるかという問いに対し藤本は、「ないです!アイドルは持論を押し殺してなんぼですから」と語った。
続いて、かつて在籍していた「モーニング娘。」での活動について、「着たくもない衣装を着、なんじゃこりゃってやつも歌い」と当時の心境をぶっちゃけ、逆に「中には『なんだろこれ?』って思いすぎて楽しめた部分はありましたけど」と思っていたことも語った。
アイドル活動を通じて、長らく女性だけの世界で生きてきた藤本が掲げた持論は、「女はちょっとブスが一番得する論」であり、最後に「今の時代は、最高よりもちょっと下の方が得をする」と結論づけた。
今さらの暴露にファンは失望
藤本は「こんな持論を語ると、炎上するんじゃないか」としきりに語っていたが、ネットではむしろ別の発言に燃え広がって批判が集まっている。
女性向けネット掲示板「ガールズちゃんねる」では、今さら「着たくもない衣装を着て、恥ずかしい曲を歌っていた」と暴露するのは、当時のファンをガッカリさせるのでないかという意見が集まっている。
「歌作った人に失礼じゃない?」
「堂々とつんくさんディスってんな」
「ファンが聞いたらがっかりだよね。言っていいことと言わないほうがいいことの区別が全くなってないよね。口悪すぎでやだ」
「自分でアイドル目指してオーディション受けたんじゃん」
「そのおかげで芸能界にいるんだろ」
今も芸能界で活躍しているのは、お笑い芸人の庄司智春(41)の妻というのがあるかもしれないが、元をたどればモーニング娘。に在籍していたことがきっかけであり、さらに庄司の持ちネタである「ミキティー!」と絶叫するのは、藤本のアイドル時代の愛称である。
それを全否定するのは悲しいという意見が多いようだ。
アイドル時代も気が強かった?
さらに、「アイドル時代は自分の意見を押し殺している」と発言したが、当時を知る人からは自分を押し殺しているという程でもないという意見が多く集まっている。
「いや。この人はでも気が強いから自由だった。全てにおいて… …」
「グループ在籍中に彼氏作ってやめた奴が、何を押し殺してたって?」
「庄司と撮られたからこの人モー娘。辞めた事を久々に思い出した……」
庄司と付き合っていることが発覚した時に、自分からモーニング娘。脱退を申し入れて交際を続け、結婚にまで至ったのは、何よりも自分の意見を押し通した結果と言えよう。
藤本は「アイドル時代と違って、この番組では堂々と自分の意見を言う」ということを際立たせようとしたからこその発言だったと思われるが、むしろそちらの方が引っかかってしまい、思わぬ所に延焼してしまったようだ。
真島リカ(まじまりか)
ライター / テレビ番組や芸能ニュースに関する記事を中心に執筆。朝昼のワイドショーはもちろん、ドラマやバラエティ、深夜番組など、あらゆるテレビ番組のチェックを毎日欠かさない。世間一般でニュースにどのような感想を持っているのかを知ることに関心が強い。