オダギリジョー、「仕事はどうでもいい」発言もネット共感の声多数
俳優・オダギリジョー(41)が自身の独特な「仕事論」をインタビューで語り、ネットで話題となっている。インタビューはオリコンニュースに掲載された。
オダギリは2017年10月6日(金)公開の映画『エルネスト』で主演を務めている。今回のインタビューでは映画製作秘話などについても語っている。
撮影の大半がキューバで行われたという。日本とは全く異なる環境での撮影に「辞めたい、逃げたいと思うことばかり」だったとオダギリは語っている。
そんな「辛いこと」の乗り越え方を聞かれたオダギリは「つだいことを乗り越える名案はない」「でも、逃げて先延ばしにしたところで結局自分に返ってくるだけ」と話す。
では、オダギリにとって「仕事」とは一体どういうものなのか。返ってきたのは意外な言葉だった。
「仕事なんてどうでもいいと思っている」「仕事は人生の中で一つの要素でしかないし、人生においてもっと楽しくてもっと重要なことは他にあると思っている」
また、「20代であまりに働きすぎた。もしあの頃の自分に会ったら『楽しいことを思い切りやるべきだ』と伝える」とも語った。
彼の独特の「仕事論」に、ネットでは様々な意見が寄せられている。
「年齢を重ねて、そう思うようになった」共感の声集まる
Yahoo!ニュースのコメント欄には、彼の考え方に共感を覚えたユーザーからのコメントが多く寄せられていた。
「わかる。年齢を重ねて年々そう思う」
「20代を働きすぎた〜ってところ、共感した」
「すごくよくわかる話だった」
「日本は仕事を美化し過ぎてる気がしてた」
「人生楽しんだ者勝ち」
「とても素直な言葉で心地よかった」
「本当にそう思う」
「いろいろ人生模索してよいと思うなぁ」
「前向きな生き様に好感が持てる」
オダギリは一昨年、1歳になったばかりの次男を亡くしている。そういった経験が、こうした考えた方に繋がっているのかもしれない。
「人それぞれだよね」意見も
一方で、同コメント欄にはこんな意見も。
「理想なそうなんだけどね…」
「雇われ仕事はそう思うかもね」
「仕事なんてどうでもいい、って投げ出せればどれだけ楽か」
「私もそう思ってだけど、今の職場に出会って考え方変わったなぁ」
人はそれぞれ様々なものを背負って生きている。「仕事なんて…」と言われると、それは違うだろ!と思う人がいてもおかしくはない。
コメントにもあったが、雇われて働いているものもいれば自ら仕事を作り出しているものもいる。
オダギリの考え方は全ての人が受け入れられるものではないかもしれないが、賛同する声が多かったのは、それだけ今の仕事・日本の社会に辛さや不満を持っている人が多いということなのだろう。